「にら」
にらはユリ科の多年草で、ラッキョウやタマネギと同じアリウム族です。
山形県では、1980年代半ばから最上地域を中心に栽培スタートし、以降ぐんぐん栽培面積・生産量を伸ばしています。
2024年4月25日掲載
にらはユリ科の多年草で、ラッキョウやタマネギと同じアリウム族です。
山形県では、1980年代半ばから最上地域を中心に栽培スタートし、以降ぐんぐん栽培面積・生産量を伸ばしています。
主力栽培品種は、葉が厚く、葉幅の広い「パワフルグリーンベルト」です。収穫期は5月中旬から10月で、品質を重視し3回に制限しています。雨を嫌い適度な乾燥を好むので、雨除けハウスや専用の乾燥機の導入とともに排水には注意を払います。
生産者の方は、必要なことをしておけば、あとは放っておいても伸びると言います。収穫して寝せておくと、上に伸びようとして起き上がってくるため、出荷箱は縦詰めが原則となります。
山形県最上地域は、全国でも有数のにらの産地です。雪をくぐって春先にでるにらは、柔らかく、富んでいて「達者de菜」のブランド名で市場に実とえられています。太くて葉の厚い最上地域のにらは、にら本来の風味をしっかり感じられます。
▼にらについては、こちらもご覧ください。
・にら|野菜|山形のうまいもの|おいしい山形ホームページ