「スルメイカ」
酒田や由良をはじめとする庄内浜でのスルメイカ漁は、山形県内で水揚げ量、金額ともに全魚種中ダントツのトップで、山形県の基幹漁業です。
庄内浜のスルメイカ「一本釣り漁」は、例年5〜7月に最盛期を迎えます。
2023年5月25日掲載
酒田や由良をはじめとする庄内浜でのスルメイカ漁は、山形県内で水揚げ量、金額ともに全魚種中ダントツのトップで、山形県の基幹漁業です。
庄内浜のスルメイカ「一本釣り漁」は、例年5〜7月に最盛期を迎えます。
暖かい南の海で生まれた「スルメイカ」は、日本海を北上しながら成長します。初夏に庄内沖を通過するのは、成長途中の若い「スルメイカ」なので、身が柔らかいです。
漁は日没と同時に始まり、衛星から見えるほどまぶしい光を発する集魚灯をつけ、疑似餌針のついた糸を海に降ろし、船に掲載した巨大なローラー「イカ釣り機」でイカを巻き上げます。釣り上げたイカは船上で氷の入った箱に詰めて、保管され、徹底した鮮度管理が行われています。
新鮮なものほど甘みがあり、柔らかい「スルメイカ」は、刺身がおすすめです。細く短冊状にした「イカそうめん」や身やゲソ、肝などを丸ごと使った塩辛もおいしいです。