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ペロリンの山形旬情報

山形の夏のうまいもの

2020年7月29日掲載

今日の旬な農産物

「山形の夏のうまいもの」

ペロリン

こんにちは!ペロリンです。みんな、元気かな?今回の旬情報は、夏休みスペシャル☆ぼくが大好きな山形の夏の「うまいもの」を、た〜くさんご紹介するペロ♪えっ?暑くて食欲がないの?そんな時こそ、しっかり水分補給&楽しく食べよう☆山形発!今が旬のうまいものをおなかいっぱい食べて、みんな元気になってペロ!


全国へお届け!夏の野菜・果実

山形県産農産物等統一シンボルマーク

まずは、全国でも生産量の多い山形県の代表的な品目からご紹介するよ。みんなのまちのお店でも、山形県の農林水産物を探してみてね。ぼくのマーク(山形県産農産物等統一シンボルマーク)が見つかるかも!ぼくはいつでも、山形で育った農林水産物といっしょにいるんだよ。みんなと会えたら、うれしいペロ☆

メロン、すいか

前回の旬情報でもご紹介した「庄内砂丘メロン」は、7月の生産量全国1位!庄内(山形県の日本海沿岸地域)の砂丘で育ったメロンは、上品な香りと甘さ。青肉の「アンデス」を中心に、赤肉もたくさんの品種が生産されているよ。青・赤を盛り合わせにすると、いっそう華やかなデザートに。いろんな品種を食べてみて、お好みの味を見つけてね。

夏すいかは、山形県が生産量日本一。尾花沢市、村山市、大石田町などを中心に盛んに生産されているよ。やっぱり、すいかを食べないと夏の気分になれないよね。山形県産すいかの、たっぷり水分を含んだ爽やかな甘さと、シャリ感をぜひ味わってほしいペロ!

ぶどう、もも

山形県は、ぶどうの生産量が全国3位で、特に「デラウェア」は日本一の産地なんだよ。甘み・酸味のバランスがとっても良くて、ついつい手が止まらなくなるおいしさペロ♪出荷の最盛期は、8月上中旬頃で、9月頃まで出荷が続くので、旬の味をぜひ楽しんでみてね。

そして、山形県は知る人ぞ知る「もも」の名産地。夏の昼夜の寒暖差が大きく、夜の気温が低いから、山形のももはしっかり糖度を蓄えることができるんだ。山形県の主力品種は「あかつき」と「川中島白桃」で、「あかつき」は8月上旬頃、「川中島白桃」は8月下旬頃に楽しめるよ。また、山形県は、主な桃の産地でも北にあるので、9月下旬頃まで様々な品種が楽しめるよ。ぜひ食べ比べしてみてね。(生産の主流となっている「川中島白桃」は、上品な香りに加え、日持ちも良く、食べ応えも十分☆)


夏の山形「ふるさとの味」

えだまめ

夏の食卓に欠かせない「えだまめ」。日本一のえだまめ産地を目指す山形県では、庄内地域の「だだちゃ豆」、村山・置賜地域の「秘伝」など、おいしいえだまめが盛んに生産されているよ!「だだちゃ豆」など茶毛品種の旬は7月下旬〜9月中旬、9月中旬頃からは「秘伝」の旬になるんだ。

枝豆は新鮮さがいのち。手に入ったらなるべく早く茹でて味わってね。茹でる前に豆を洗い桶に入れて、少なめの水でゴシゴシこすって、うぶ毛を洗い流そう。茹で上がりの色を良くするためのポイントだよ!えだまめは、茹でて塩をふって食べることがほとんどだと思うけど、えだまめ産地の庄内地域では、えだまめを味噌汁で味わうこともあるんだよ。えだまめをよく洗ってざるに上げ、水気をよく切ったら、沸騰した鍋に入れてやわらかくなるのを待つペロ。いったん火を止めて味噌を入れ、ひと煮立ちさせたら出来上がり♪さやの色があせるまで煮た方が、えだまめから旨みが出るんだって!

だし

山形の郷土料理としておなじみの「だし」。夏野菜をおいしく、たくさん食べられるオススメの一品だよ。作り方はとっても簡単!きゅうり・なす・大葉・みょうがなどの夏野菜を、包丁でトントントントン細かく刻んで、納豆昆布でとろみをつけて、醤油やめんつゆで味をつければ出来上がり♪冷蔵庫でよ〜く冷やして、召し上がれ☆

納豆昆布は、「がごめ昆布」を細かく切ったもので、水を加えてかき混ぜると納豆みたいに強い粘りがでるんだ。細かく刻んだ夏野菜が、昆布から出たとろみでまとまって、とっても食べやすくなるよ。納豆昆布が手に入らない場合は、オクラや山芋などで粘りを加えてもOK♪材料や味つけ、野菜を刻む細かさ、粘りの強弱などは、お家によって違うから、自分の好みで作ってね。

あつあつのごはんに、つめた〜い「だし」をかければ、夏バテで食欲のないときでも、どんどんごはんが食べられるペロ〜。スルスル喉を通るから、夏野菜を自然とたくさん食べられるんだ。冷奴や、冷たいおそば、そうめんに薬味みたいにかけても、おいしいね。昆布のとろみに包まれた夏野菜のツブツブ感と、大葉・みょうがの香りが一緒になって、一口で夏を感じさせてくれるペロ!

だしは山形の家庭の味。「だしがあれば他のおかずはいらない」と思うくらい、ごはんが進むよ。アレンジも自由自在☆お家にある材料で気軽に作ってみてペロ♪

丸なす漬け

ころんと丸くてかわいい「丸なす」。山形県では、庄内地域の「民田(みんでん)なす」、置賜地域の「薄皮丸なす」等は、古くから在来の品種として人々に愛されてきた「伝統野菜」なんだ。松尾芭蕉が「おくの細道」の旅の途中に鶴岡で詠んだ俳句「めずらしや山をいで羽の初茄子」は、民田なすのことだと伝えられているよ。芭蕉も、民田なすを食べたのかなあ…。

丸なすは、長なすのやわらかな食感と違って、パリッとした歯ざわり。一口で食べられてちょうどいい大きさだから、漬けなすとして大人気なんだ。サッパリとした浅漬けは、夏のごちそうだね。他にも辛子漬けや粕漬けなど、いろんな味があるよ♪


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