「紅（べに）えび」
日本海に面している庄内地域は、全国でも有数のホッコクアカエビの産地です。冬場になると、紅色に輝いたエビが水揚げされます。山形県漁業協同組合で、庄内浜ブランドとして「紅えび」の名称で出荷しています。
2023年12月25日掲載
「紅えび」は、ホッコクアカエビといいますが、女性の唇に紅を塗ったさまに色彩が似ていることから庄内地域では「紅えび」と名づけられました。
一般的には甘えびとよばれており、体長は13cmほどです。
鶴岡市の鼠ヶ関港では、12月〜1月に底びき網漁が最盛期を迎えます。この時期、水深200〜500mほどの海底を網で曳いて漁獲します。水揚げされた「紅えび」は殺菌海水で洗浄され、水揚げして一時間以内に箱詰めされます。旬は寒くなる冬です。12月〜1月に獲れるものは、紅色がきわだち、甘みも強くなります。
獲った直後のものはプリっとした食感が味わえるますが、一般的には1日経ったものが食べ頃と言われています。とろみが出て、まろやかな甘みを味わうことができ、刺身や寿司、味噌汁、バター焼きなど素材を活かしたシンプルな調理法がおすすめです。
▼「紅えび」については、こちらもご覧ください。
・ホッコクアカエビ（紅えび）｜水産物｜山形のうまいもの｜おいしい山形ホームページ
・【旬のやまがた美食レシピ】庄内浜産紅えび丼〜飛島産ギバサを添えて〜｜参加する｜新着情報｜食の都 庄内｜山形県庄内のおいしい食材と産地と観光スポット