寒暖の差が美しさを創り上げる。
日本の国花である「きく」。50円硬貨のデザインにもなっています。
きくは1本の茎に1輪の花をつける「輪ぎく」と、1本の茎に多くの花をつける「スプレイぎく」があり、山形県ではスプレイぎくの方が多く出荷されています。
原産地は中国。輪ぎくは仏花用として、スプレイぎくは観賞用として需要があります。
一見すると洋花のように見えるほどゴージャスなスプレイぎく。山形の“昼夜の寒暖の差が大きい”という気候が、スプレイぎくの色のメリハリを強調させ、2色ものは特にきれいに育ちます。花の色の鮮やかさこそ北の産地の特権です。