「原木しいたけ・菌床しいたけ」
しいたけは、マッシュルーム、フクロタケとともに世界三大栽培キノコのひとつです。煮ても焼いても良し、和洋中の料理に使えるきのこの万能選手と言えます。
山形県内の最上地域では、山奥から切り出したミズナラやコナラを使った自然環境の中で栽培する「原木しいたけ」や、屋内で栽培し安定した供給ができる「菌床しいたけ」の栽培が行われています。
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2023年2月27日掲載
しいたけは、マッシュルーム、フクロタケとともに世界三大栽培キノコのひとつです。煮ても焼いても良し、和洋中の料理に使えるきのこの万能選手と言えます。
山形県内の最上地域では、山奥から切り出したミズナラやコナラを使った自然環境の中で栽培する「原木しいたけ」や、屋内で栽培し安定した供給ができる「菌床しいたけ」の栽培が行われています。
原木しいたけは、切り出したミズナラやコナラをほどよく乾燥させた原木に菌を植え付けます。この原木をほだ木と呼びます。このほだ木をハウスに半年以上置き、菌を増殖させ、菌が全体に回った頃、ほだ木を一昼夜程度水につけてショックを与えます。すると菌は危険を感じ、子孫繁栄のためにどんどんしいたけを発生させます。
また、ほだ木を森の中に置く自然栽培は、昼夜の温度差や降雨が刺激となって芽をだします。
発芽した「原木しいたけ」は、一週間ほどで収穫できます。
「菌床しいたけ」は、ナラなどの木材チップに栄養剤を混合したものを培地とし、菌を植えつけます。その後、約120日間空調管理された施設内で培養されます。十分に菌が回ったところで、水をかけるなどの発生操作を行うと10日目ぐらいには収穫ができます。収穫後も追加培養や発生操作を繰り返すことで、年に4〜8回の収穫ができ、安定した供給ができます。
新鮮なものは、ハリがあり適度な湿気を含んでおり、裏側は笠を覆うような薄い膜でつながっています。
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