「ねまがりたけ」
ねまがりたけはイネ科ササ属に属し、主に北海道と日本海沿岸に分布しています。正式にはチシマザサですが、根本が曲がる形状から、ねまがりたけと呼ばれています。
2025年5月26日掲載
ねまがりたけはイネ科ササ属に属し、主に北海道と日本海沿岸に分布しています。正式にはチシマザサですが、根本が曲がる形状から、ねまがりたけと呼ばれています。
栽培されるねまがりたけは、肥料を好み乾燥を嫌います。月山周辺の市町の豪雪地では、雪の水分を吸って成長するため、瑞々しい澄んだ味、香りに育ち、良質なものが生産できる環境にあります。
主な産地の西村山地域の山村では、伐採跡地や荒畑を利用し、標高の低い土地で良質な栽培に敵した系統を栽培しています。剪定や施肥などの手間はかかりますが、良質の曲がりたけを産出しています。地元では、栽培物をねまがりたけ、山採りを月山筍(がっさんだけ)と区別しています。
5月下旬〜7月中旬に旬をむかえ、やわらかく歯ごたえがこりこりとしていて、あく抜きが必要ないのが特長です。
皮つきのまま焼いたり、茹でたり、天ぷらやみそ汁などにして食します。
▼ねまがりたけについてはこちらもご覧ください。
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