「マダラ(後編)」
魚へんに雪で「鱈(タラ)」と書くとおり、鱈の旬は雪の降る12月〜2月。とくに寒の時期(年明け〜節分)に獲れる寒鱈は、産卵のため卵や白子をたっぷり蓄えており、おいしさも格別!淡白でくせのない白身はさまざまな料理に使え、頭から尻尾、内臓まで、まるごとおいしくいただけます。庄内浜の魚のレシピが満載の「やまがたさかナビ」のキッチンより、今が旬の鱈を手軽に味わえるレシピをご紹介します。
2022年2月2日掲載
魚へんに雪で「鱈(タラ)」と書くとおり、鱈の旬は雪の降る12月〜2月。とくに寒の時期(年明け〜節分)に獲れる寒鱈は、産卵のため卵や白子をたっぷり蓄えており、おいしさも格別!淡白でくせのない白身はさまざまな料理に使え、頭から尻尾、内臓まで、まるごとおいしくいただけます。庄内浜の魚のレシピが満載の「やまがたさかナビ」のキッチンより、今が旬の鱈を手軽に味わえるレシピをご紹介します。
【材料】2人分
鱈(切り身や切れ端):100g
ジャガイモ:小4個、鷹の爪:1本
ニンニク:1かけ、オリーブオイル:適量
ハーブソルト:適量
【作り方】
① 鱈は一口大にカットし、ハーブソルトで下味をつける。
② ジャガイモは皮付きのまま一口大にカットし、電子レンジで500w3分加熱。
③ スキレットにスライスしたニンニク、鷹の爪、オリーブオイルを入れて中火で温める。
④ ニンニクの香りがしてきたら①と②を入れ、中火でゆっくり火を通して完成。
【材料】2人分
鱈:2切れ、ジャガイモ:大2個
薄力粉:50g、片栗粉:50g
ベーキングパウダー:小さじ1
ビール:100ml、塩・コショウ:少々
揚げ油
【作り方】
① 鱈は一口大にカットして、塩コショウしておく。
② ジャガイモはくし切りにし、耐熱容器に入れて電子レンジで500w3分間加熱。
③ 粉類を混ぜて、ビールを入れたらさっくりと混ぜあわせる。
④ 油を180度に加熱し、鱈・ジャガイモに衣をつけて揚げる。
⑤ レモン、ケチャップ、タルタルソース、モルトビネガー等でどうぞ。
【材料】2人分
鱈(切り身):2切れ
クリームチーズ:100g、ミント:適量
小麦粉:適量、卵:1個、パン粉:適量
揚げ油
【作り方】
① クリームチーズにミントを混ぜ込んで柔らかくしておく。
② 鱈の切り身に切れ目をいれてクリームチーズを挟む。
③ 小麦粉と卵液、パン粉をつけて180度の油でからりと揚げる。
【材料】2人分(10cmフライパン)
鱈(切り身):1切れ
ジャガイモ:1個、パプリカ:1個
玉ねぎ:1/4個、ミニトマト:4個
卵:2個、味噌:小さじ1
オリーブオイル・塩・コショウ・とろけるチーズ:少々
【作り方】
① トマト以外の野菜を角切りにし、ラップでくるんで電子レンジで500w3分加熱。
② フライパンにオイルをひき、一口大にした鱈とトマトを炒め、①を加える。
③ 卵液にとろけるチーズ、味噌、塩・コショウを加える。
④ ②に③の卵液を流し込み、蓋をして焼き上げる。
【材料】2人分
鱈(身、肝、頭、胃袋など):1尾(オス)
酒:適量、味噌:少々、岩のり:少々
水:適量
【作り方】
① 鱈のアラや身は適当な大きさに切り、肝と白子は別にしておく。
アラは塩を振って5〜10分放置し、出てきた水分をふき取る。
② 鍋に湯を沸かし、一口大に切った肝を入れて煮立てる。
汁にコクを出したいときは鍋の中で肝をつぶしてもよい。
③ アラと酒を入れて、沸騰したら落し蓋をして煮る。
アクを丁寧にすくう。
④ 味噌を入れて味を調える。
⑤ 白子は最後に鍋に入れて温めるか、別鍋でさっと湯通ししたものを椀に盛り付けます。
最後に岩のりをのせて完成。
山形県の海岸線は約135キロと日本国内で2番目に短いですが、年間130種類ほどの魚種が水揚げされ、少量多品種の沿岸漁業が中心となっています。
庄内浜の豊かな水産物を、ご家庭で気軽に味わうためのレシピを紹介します。ぜひご覧ください!
・Facebook:やまがたさかナビ
https://www.facebook.com/yamagatasakanavi/
・cookpad:やまがたさかナビのキッチン
https://cookpad.com/kitchen/34067761
【庄内浜の魚消費拡大総合プロジェクト推進本部(山形県水産振興課)】