雪の下で保存される野菜は各地に散見されますが、「雪菜」は雪の中で育つ全国でも珍しい野菜です。ルーツは雪国の生鮮野菜の確保のために奨励したと言われ、江戸時代までさかのぼるといわれています。米沢藩主・上杉鷹山公が考えだし、栽培を進めたことから始まったといわれ、従来「かぶのとう」といい、「遠山かぶ」のとう(花茎)を食していた。現在は長岡菜との自然交雑から選抜育成したもの。
雪の中で成長する神秘的な野菜!
米沢市 | |
12月中旬〜3月上旬 | |
ふすべ漬け |
やまがた伝統野菜「雪菜」を使ったレシピ
【材料(2人分)】
・雪菜 | 約100g |
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・塩 | 2g(雪菜に対して2%) |
【作り方】
- (1)雪菜を約3センチ位に切って、ざるに入れる。沸騰したなべに雪菜の入ったざるを入れ3〜5秒たったら引き上げ、雪菜の上下を返し、もう一度なべに入れ、3〜5秒たったら(この間、火はつけておく)引き上げ、よく湯ぎりする。
- (2)(1)の雪菜の上下を返し、ふたをして1分〜1分30秒蒸らす。
- (3)(2)をたっぷりの水を使い、十分に冷やす。
- (4)冷めた雪菜に2%の塩を全体に均一に混ぜ、ポリ袋に入れ、空気を抜いて密閉する。雪菜の重さの1.5〜2倍程度の重しをのせ、寒いところ(冷蔵庫)に置く。水が上がってきたら重しを半分位に替える。
※辛みが出るまで2昼夜かかります。じっくり待ってください。