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山形のうまいもの

ベリー類|収穫時期:7月〜11月

甘酸っぱくてキュートな
「ブルーベリー」と「ラズベリー」

「ブルーベリー」と「ラズベリー」

作り手の愛情が
美味しさのヒミツ

 県内のブルーベリー栽培は30数年前に始まり、生食用に出荷するほか、農園での「摘み取り体験」も人気だ。主に鶴岡市や寒河江市の高原で約10品種を栽培。6月に可憐な白い花を咲かせ、花が終わると実を付ける。
 収穫は7月中旬が最盛期となり、暑い中一粒一粒手作業で摘む。水分で傷みやすいため、雨上がりには表面が十分に乾くまで待ってから収穫する。収穫後は翌年に向けて土づくりや、冬季の雪囲いも待っている。それでも生産者は「手間をかければ、それが味に出るからね」と、労苦を惜しまない。
 収穫期の畑では、背丈ほどの木に青紫色の実が鈴なり。十分に着色した一粒を口に入れてみると意外なほど甘く、ほどよい酸味とほのかな香りが広がる。

豪雪に耐えて実る
赤くキュートな果実

 独特の香りと酸味を持つラズベリーは、洋菓子の材料として引っ張りだこ。
 最上地域では約10年前から栽培に着手。当初は冬季の雪対策が課題だったが、研究の結果、ヒンボートップ種を導入。8〜11月に収穫、その後根元まで株を切り戻し、雪囲いをせずに越冬。翌年は、春の新しい芽から結実したものを収穫するという、最上地域に適した栽培法を確立した。
 実が軟らかく傷みやすいため、収穫作業は大変。赤く色付いたタイミングを逃さず、一粒ずつ優しく摘み取る。この“純国産ラズベリー”は、独特の強い香りを持ち甘酸のバランスも素晴らしいと評判だ。

DATA

主な産地

[ブルーベリー]
鶴岡市・寒河江市・ほか
[ラズベリー]
新庄市・舟形町・ほか

主な品種と収穫時期

主な品種と収穫時期

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