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ホーム作るやまがたの郷土料理:春の頃の郷土料理「うこぎごはん」

うこぎごはん 炊きたてのごはんにうこごぎとゴマを・・・
上杉鷹山公は、米沢・上杉藩の厳しい財政を立て直し、新しい産業を興した名君です。鷹山公は家の垣根に<うこぎ>を植えることを奨励しました。うこぎはトゲがあるので防犯に役立つと同時に、その芽は食用になるのです。深く積もった雪が解け、春の気配が漂ってくると、垣根から鮮やかな緑色の新芽が芽吹きます。その芯を摘んでごはんに混ぜ込んだり、焼き味噌とともに切り和えにしたりして、春の香りを食卓にのせるのです。

主な地方 置賜地方
材料
●うるち米/3カップ
●もち米/1/2カップ
●水/750cc
●酒/大さじ2
●うこぎ/100g
●クルミまたはゴマ/30g
●塩/少々

うこぎごはん

作り方
  1. 米はよく研いでおく。水に30分つけてから、分量の水・酒・塩を加えて炊きあげる。
  2. うこぎは洗って、塩を加えて色よく茹で、水にとる。
  3. 2を固くしぼり、あらみじん切りにする。
  4. 1のごはんの中に3と、クルミまたはゴマを合わせる。

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