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山形のうまいもの

シクラメン|収穫時期:10月〜12月

冬の鉢花で圧倒的な
人気を誇る「シクラメン」

シクラメン

山形の気候が、株の充実・
花立の良さを支える

 冬の鉢花の代表といえるシクラメン。クリスマスやお歳暮など、年末ギフトとしても根強い人気を誇る。
 山形での栽培は60年ほど前にさかのぼり、農家の冬の出稼ぎに代わる仕事として始まった。栽培は、5〜6月に苗を鉢に植え付け、10〜12月に出荷する作型がほとんどだ。夏は高温ではあるが、夜は比較的涼しく、冷たい秋風が吹くのも早い。これらの条件が、株の充実や花立の良さ、早期出荷が可能などのメリットになるという。

近年はフリンジ系や複色系の
新品種が人気

 以前は大輪系品種がほとんどであったが、現在の生産はガーデニングにも向く小輪系品種いわゆるミニシクラメンが多い。
 シクラメンは、赤、白、ピンクが基本色だ。しかし近年は品種改良が進み、紫や黄色、パステル系、2色咲き、さらには八重咲きなど、驚くほど様々に楽しめるようになった。特に昨今は、花びらがギザギザのフリンジ系や、色が交ざる複色系が人気という。これらの山形県産のシクラメンは、県内だけでなく仙台や東京、名古屋方面にも出荷され、確かな評価を得ている。
 シクラメンを選ぶなら、葉の大きさが揃い、葉も蕾も多いものを。育てるには5〜15度の環境で、日中は日の当たる窓際などがいい。水やりは、表面の土が乾いたら花や葉にかからないように与え、咲き終わった花は茎ごと取り除く。肥料を切らさず与えると、より長く花を楽しむ事ができる。

DATA

主な産地

山形市・金山町・飯豊町・庄内町・寒河江市・新庄市・ほか

収穫時期

10月〜12月

花言葉

内気・はにかみ・遠慮がち・疑いを持つ

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