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山形のうまいもの

山形赤根ほうれんそう|山形市、天童市、上山市

その名の通り根部が赤く独特の甘み
ゆっくり生長、耐寒性があり大株

山形赤根ほうれんそう

 1927年頃のこと。山形市風間の柴田吉男さんが栽培するほうれんそうの中に、根部の赤味の濃い株が出現した。その後、根の部分の赤味が濃く寒さに強いものを繰り返し選抜して栽培し、品質を守り抜いて現在に至る。しかし、病気に弱く栽培が難しいため、一時は生産量が減ったが、その食味の良さ(一般のほうれんそうに比べ、えぐみが少ない)と独特の甘さ、味の濃さ等が珍重され、少しずつだが量も回復してきた。栽培は、露地とハウスの両方で行われ10月中旬から2月頃まで収穫できる。雪の多い極寒の季節はゆっくり生長し、体内に糖分を溜め込むため、糖度が12〜14度にもなる。
 一般のほうれんそうと異なり、葉が横に伸びて上に立ち上がる育ち方をする。そのためかどうか、一株が200〜300gと大株にもなる。

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