市民の台所≠ニして地域の人たちに親しまれている「産直しゃきっと」。その理由は、新鮮な野菜や果物が揃っていることはもちろんだけど、出荷する生産者さんたちの温かい思いや心配りがお店にあふれているからペロね。たとえば、お米は「つや姫」「雪若丸」「はえぬき」など種類も豊富で、その中から好きな品種を選んで、欲しい分だけその場で精米してくれるペロ。また毎月、旬の農産物を使った試食ふるまいイベントも開催していて、冬には餅や赤飯、春には山菜料理や孟宗汁などをお客さまへ。農場見学会も行って、地産地消もアピールしているペロ〜。

 お総菜もたくさんあって、「お客さまからお総菜をおいてほしいという要望があったので、最近は焼き魚やフライ物など、加工品も充実しているんですよ」と後藤恵子店長。やっぱりお客さまの声を大切にしていることが、活気あるお店のヒケツペロン。


鶴岡産直組合の理事を務める鈴木俊将さんペロ。代々続く専業農家の後継ぎで、29歳の若さ。きくらげのほか、大根やさやいんげんを生産しているペロ。いまの季節は加工品の乾物コーナーに、きくらげの佃煮を出しているペロね。

 「産直しゃきっと」の農産物は、東京・銀座にある山形県アンテナショップ「おいしい山形プラザ」や、品質の高い食品を中心に揃えた山形市の「食品館256」にも提供していて、「品質が良く、きれいだと好評です。生産者が『いいものをつくろう』と努力した結果が報われているんだと思います」と鈴木さん。サミットでは、農家の後継者不足や直売所の組合員の高齢化が共通の課題だったけど、鈴木さんのようにこれからの農業を支えてくれる意欲的な若手農家さんがいて、たのもしいペロ〜。




新鮮な地元の農産物のほかにも、庄内の食材を使った「旬のおにぎり弁当 おいしい庄内セット」もあるペロ。このお弁当は、「おにぎり」を通じて地元のおいしい食材や文化、地元の人々や旅行者を「Link=繋ぐ」プロジェクトONIGI-LINKが提供。鶴岡市の湯田川温泉つかさや旅館と、やさいの荘の家庭料理・菜ぁが協力してつくっていて、庄内空港で販売しているペロ。そのお弁当を週2日、「産直しゃきっと」でも売っているペロよ。

 薄く切って、バラの花びらのようにきれいに飾ったズッキーニを発見!これをつくったのは五十嵐ひろ子副組合長で「野菜を売るだけではなく、遊び心を提案したいと思ってつくりました。若い女性の方が目をとめてくれるんですよ」ってやさしい笑顔。直売所をオープンした当時、店内が殺風景だからと、五十嵐さんが描いた大きな水彩画や油絵を壁に飾ったそう。いまも、その絵がお客さまをお迎えしているペロ。


店内には「土を大事にし、鶴岡のきれいな水と空気で作物を育てています」「安全に心がけ、新鮮なものをお求めやすい価格で、安心してお買いものをしていただくことをモットーにしています」と大きく書かれた紙が。これは、生産者さんたちの心意気ペロ!

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