今回は、山形県の「メロン」について紹介するペロよ!
今月の旬な農産物
「庄内砂丘メロンの日」制定
平成28年度に茨城県鉾田市で開催された第2回全国メロンサミットにおいて、6という数字がメロンの形に似ていることなどから毎月6日をメロンの日とすることが制定されました。また、産地ごとにふさわしい月の6日にアピールすることとなったため、全国メロンサミットに参加した鶴岡市と酒田市が7月6日を「庄内砂丘メロンの日」とすることにしました。
翌年の平成29年7月には、山形県鶴岡市で第3回全国メロンサミットが盛大に開催され、今、メロン産地は大いに盛り上がっています。
イベント開催
庄内砂丘におけるメロン栽培の歴史と品種
庄内砂丘でのメロン栽培には古い歴史があり、大正7年からメロンの栽培が始まりました。夕張メロンの栽培が始まったのが大正12〜13年ですので、それよりも古くから栽培されていたことになります。その当時は、アメリカから持ち込んだ品種が栽培されていました。
産地として本格的に栽培が始まったのは昭和に入ってからです。第二次世界大戦中に一時的に栽培できない時期がありましたが、終戦後、栽培が再開されます。
現在は、果肉が緑色の「アンデス」や赤色の「夏のクインシー」などが主力品種となっています。庄内砂丘特有の水はけの良さや、豊富な地下水のおかげで、糖度が高く、おいしいメロンが収穫されます。ぜひ、御賞味下さい。