今月の旬な農産物
紅エビの正式名称は「ホッコクアカエビ」といいます。山形県の庄内地域は、全国でも5本の指に入るホッコクアカエビの一大産地です。冬場になると、真っ赤に色付き、身のしまったエビが水揚げされます。品質や味の良さから、県のトップブランドにも認定され、庄内ブランド“紅エビ”として全国に出荷されています。
とった直後のものはプリッとした食感が味わえますが、一般的には一日経ったものが食べ頃といわれています。とろみが出て、まろやかな甘みを味わうことができ、刺身や寿司、味噌汁、バター焼きなど、素材を活かしたシンプルな調理法がオススメです。
旬な時期
12月〜1月:1年を通してとれるが、旬は寒くなる冬。12〜1月にとれるものは、真っ赤に色付いて、身がしまって美味しい。他の産地に比べ、甘みも強い。
栄養素
ゆでると赤くなる色素成分アスタキサンチンは、血液をサラサラにするといわれています。殻にはキチンという食物繊維が多く含まれています。ダイエットや高血圧が気になる方にオススメです。
トピックス
平成26年度やまがたふるさと食品コンクールにおいて、紅エビを使った加工品「サックリ紅えび(購入・お問合せ先:山形県漁業協同組合由良水産加工場)」が優秀賞に選ばれました。庄内浜で水揚げされた新鮮な刺身用の紅エビをそのままじっくり時間をかけて乾燥させた安心安全な無添加の干し紅えび(甘えび)です。
その他、平成26年度やまがたふるさと食品コンクールの入賞商品はこちらからご覧ください。