独特の香りとうまみ。山形県の「えだまめ」
塩ゆでした「えだまめ」は独特の香りとうまみで、夏から秋にかけビールのおつまみにという方も多いのではないでしょうか。山形県は、えだまめの産地として全国トップクラスにあり、各地で様々なブランドが立ち上げられています。今回の旬の情報は、県内の「えだまめ」の様々なブランドについて紹介します。
えだまめは鮮度が命!おいしい「えだまめ」を食べたいなら、産地から買うのがお勧めです。
【だだちゃ豆】
JA鶴岡で「だだちゃ豆」の商標使用権を獲得している全国的に有名なブランド。鶴岡市周辺の伝統野菜でもあり、100年以上前から栽培され、作付け地域も制限している。
産地情報:7月下旬〜9月上旬まで出荷しています。
【庄内たがわちゃ豆】
JA庄内たがわで販売している、鶴岡市、三川町、庄内町で生産されているえだまめです。
産地情報:7月下旬〜9月中旬まで出荷しています。
【庄内ちゃまめ】
JA庄内みどりで販売している、酒田市で生産されているえだまめです。
産地情報:7月下旬〜9月上旬まで出荷しています。
【ハッピー枝豆】
JAさがえ西村山で販売している、西村山地方(寒河江市、大江町、朝日町、西川町、河北町の1市4町)で生産されているえだまめです。
産地情報:8月上旬〜10月上旬まで出荷しています。
【上杉まめ】
JA山形おきたまで販売している、置賜地方で生産されているえだまめを「上杉まめ」として販売しています。
産地情報:7月下旬〜10月上旬まで出荷しています。
ブランドと品種について
ブランドについては各産地で、様々な品種をまとめてブランド名で呼んでいるため、時期によって同じブランドでも品種が異なる場合があります。
庄内より西村山、置賜のえだまめの出荷時期が遅いのは、晩生種である「秘伝」が主に内陸で生産されているためです。
えだまめのゆで方
(1)鍋にえだまめの量の3倍の水と少量の塩を入れて沸騰させます。
(2)えだまめを洗い桶に入れ少なめの水でゴシゴシこすってうぶ毛を洗い流し、ザルで水を切る。
(3)鍋のお湯が沸騰したら、えだまめを鍋に入れフタをして約3〜4分ゆでます。
(4)ザルに上げて塩をふり、うちわなどであおいですばやく熱をとってできあがり。