山形んまいもの探しの旅
ペロリンが行く!
【Vol.2】受け継がれる、紅の心に会いたくて…。
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 家族と訪れた小学生の男の子が展示されている紅花を嬉しそうに眺めています。どうやら出品者のようです!

原田雄貴くん
▲地元の小学4年生、原田雄貴くん。育てた紅花とツーショット!(写真クリックで別写真頁へ

「春にもらった種を畑に植えて、お水掛けに行ったり肥料をあげたりして、楽しかった!!初めてで、大きくなり過ぎて折れたり大変だったけど、花が咲いて嬉しかった!来年もやりたいです。」こんな小さな子まで紅花作りをがんばっていたとは!感心だあ!!

 地域の人はもちろん、岩手など県外からの観光客も大勢訪れ、切花展は大盛況です!
 そして、3人の審査員がじっくりと審査を始めました。審査のポイントは3つ。
1つ目は「丈夫さ」、茎が太くしっかりしていて、葉の色が鮮やかなこと。
2つ目に「枝ぶり」上から見た時に円く広がっていること。
3つ目が「花の色」、紅花は黄色が最盛期で最も良く、だんだん赤み掛かってオレンジ色になってきます。切花展の日程に合わせてちょうどよく咲かせるのは難しいし、雨に打たれても赤くなってしまいます。どれも丹誠込めて育てられていて、審査するのもなかなか難しそう!

審査風景
▲左から河北町教育委員会教育長小山田壽昭さん、河北町花き生産組合長岡崎忠行さん、花いっぱい運動実行委員長砂田透さん

 長い間受け継がれてきた山形の花、紅花。その大切さ尊さに気付き、受け継ぐ若者たちの心には祖先たちの熱い思いもしっかりと伝わっているのだなと感じました。
紅花よ、これから先もずっと山形の花として咲き続けてね。

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おいしい山形
推進機構事務局