山形んまいもの探しの旅
ペロリンが行く!
【Vol.1】生きた宝石、さくらんぼに会いたくて…。
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さくらんぼはJAさがえ西村山河北営農生活センターという所に集まってきます。
▲さくらんぼはJAさがえ西村山河北営農生活センターという所に集まってきます。

「雪が多く積もることで土壌水分が春先まで乾燥せずに長く含まれ、おいしいサクランボができます。加温栽培はお正月頃からハウスを暖め始めます。
ただ暖めればいいのではなく、細かい温度管理が必要で、冬だからって休んでいられません。」冬の間から、すでにさくらんぼ作りは始まっているんだね。
「露地栽培はその名の通り露地で栽培するので、外敵が多くいます。雨に打たれると実が壊れるので実が色付き始めると天候をみて雨避けハウスで畑の天井一面を覆い、鳥が畑に入らないよう周りを隙間なく囲んで、手間暇かけて、大切に大切に育てています。」

 僕はたくさん実れば実るほどいいと思っていたんだけど、そうじゃないんだって。一本の樹に多くなり過ぎるのは、実が小さくなって味も落としてしまうし、どれくらい実るかを花芽を見て判断し、よりおいしいさくらんぼが実るよう育てていきます。収穫時期には毎朝4時に起きて、ひとつひとつ傷付かぬよう手で摘み取る収穫作業が始まるそう。同じ樹になった実でもいっせいに色付くわけではないため、その日摘むべきものを見分けて収穫しています。

さくらんぼはJAさがえ西村山河北営農生活センターという所に集まってきます。

「一生懸命作っていますから、どんどん食べて下さい!さくらんぼ作りは長い歴史を経て、確実に品質が向上されています。年々おいしくなっていますよ。」その歴史の中には、多くの農家の方々のたゆまぬ努力と研究が刻み込まれているのでしょう。これからも、どうか生きた宝石を作り続けて下さい。感謝してたくさんいただきま〜す!!

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おいしい山形
推進機構事務局