冬に咲く桜「啓翁桜」
啓翁桜は支那実桜と彼岸桜を交配して作られたという説が有力で、普通ですと3月下旬〜4月上旬に開花します。この桜を、気候条件をうまく利用した促成栽培で冬期に開花させています。桜は、秋になって気温が下がりだすと休眠に入ります。その後、一定の低温に当たることで準備が整い、気温が上がれば開花できる状態になって春を待ちます。あとは温室の加温により芽は動き出します。桜はてっきり春が来たと思って花を咲かせるのです。
啓翁桜の促成栽培は山形県が全国的にみても早く、昭和40年代半ばからスタートしました。また、全国で1位の生産高を上げています。
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