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ホーム知る山形んまいもの探しの旅「ペロリンが行く」 > Vol.45:ユネスコ食文化創造都市・鶴岡

世界に誇る食の理想郷へ 鶴岡の食文化を味わい学ぶ!

山形のん〜まいものが何より大好きな僕。だから、鶴岡市が日本で初めて「ユネスコ食文化創造都市」に認められて、と〜ってもうれしいペロ。おいしい山形大使≠フ僕としては、このグッドニュースをもっともっと知ってほしいから、今回は徹底レポートするペロ〜!

鶴岡の食といえば、まず地域の人たちが古くから守り受け継いできた在来作物。50種類もあって、「生きた文化財」といわれてるんだって。その中の一つ、「だだちゃ豆」を食べに、じゃなくて生産者さんを訪ねるペロよ。

それから鶴岡市企画部食文化推進室の方に、どんな取り組みをしているのか、しっかりお話を聞きに行って、この季節ならではの宝谷そば「お花見カフェ」も楽しんじゃう!ん〜、盛りだくさんでウキウキするペロ〜ン♪

2016.8.30・9.17取材 取材地:鶴岡市

鶴岡で大切に受け継がれてきた貴重な在来作物「だだちゃ豆」

平成26年12月、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の「創造都市ネットワーク」に食文化の分野で、日本で初めて加盟が認められた鶴岡市。特色を持つ食文化を地域振興に活かす活動が評価されたペロよ。

鶴岡市の食文化と聞いて、すぐに頭に浮かんだのが「だだちゃ豆」。そこで僕は、JA鶴岡に、江戸時代から続く「だだちゃ豆」の生産者さんを訪ねたペロ〜。お話を伺ったのは五十嵐大介さん(鶴岡市小京田)。五十嵐さんは、JA鶴岡だだちゃ豆専門部の専門部長なんだって。

「だだちゃ豆」の由来は、枝豆を食した庄内藩のお殿様!?

鶴岡市では江戸時代から、農家がそれぞれ在来種の茶豆の種を自家採取して、おいしい茶豆の食文化を今日までつないできた歴史があるペロ。
あるとき庄内藩のお殿様が枝豆を食べて、それがあまりにおいしかったので、「どこのだだちゃの豆じゃ?」と家臣に訊ねたのが「だだちゃ豆」の由来とされているペロね!いろんな説があるけど、「だだちゃ」は庄内地方の方言で「おやじ(お父さん)」のことペロン。

でも、地域でこそ有名だった「だだちゃ豆」の生産が組織化され、全国に出荷されるようになったのは意外にも最近のことで、昭和61年に「JA鶴岡茶毛枝豆専門部」を立ち上げ、それが今の「JA鶴岡だだちゃ豆専門部」に引き継がれたんだって。組織化された当時はJA全体で300sほどしかなかったのが、今は230名の専門部員が300ha弱の「だだちゃ豆」を栽培、首都圏などに毎年900tほどが出荷されるまでになったペロ〜!

「先人たちが遺してくれた歴史ある貴重な枝豆なので、たくさんの手間をかけて大切に栽培しています」と五十嵐さん。おいしく実らせるための工夫や消費者にお届けするための工夫は、書ききれないほどペロよ。

平成9年には、JA鶴岡が「だだちゃ豆」の商標使用権を取得し、同時に「鶴岡市だだちゃ豆生産者組織連絡協議会」を設立して、商標の適正使用や品質基準などを管理しているそう。枝豆は鮮度が命だから、温度管理はとくに徹底していて、厳しい基準に合格した枝豆だけが「だだちゃ豆」として出荷されているペロね〜。

こうした生産者の努力もあって、今は8系統が栽培されているペロ。7月下旬から8月下旬までのわずか1か月間に、早生甘露、甘露、早生白山、白山、おうら・・・って収穫されるんだけど、各品種ごとに収穫の適期は3日ほどしかないとか。だから適期を逃さず収穫するために、この時期は大忙し。

毎朝3時すぎから、果温が低いうちに急いで根っこごと掘り取っていき、収穫後は脱莢(サヤのもぎとり)・選別・袋詰めをしてJAの予冷施設に運び、いかに低温で鮮度を保ったまま出荷するかがカギなんだペロ〜。

五十嵐さんは「だだちゃ豆」の栽培に携わって12年目でいろいろな苦労があったとのこと。生産者の苦労があるからこそ、僕もおいしい「だだちゃ豆」が食べられるんだな〜って実感したペロね!

最後に、五十嵐さんが「私たちが大切に守り続けてきた『だだちゃ豆』のおいしさを、全国の皆さんにお伝えしたい。ぜひ味わっていただきたいですね」と笑顔で語ってくれたのが、とっても印象的だったペロロ〜ン♪

JA鶴岡だだちゃ豆専門部・専門部長の五十嵐大介さんペロ。

「だだちゃ豆」は表面のうぶ毛が茶色で、くびれが深いのが特徴ペロよ。

ゆで上がると甘い香りが漂い、食べると甘みと旨みがお口いっぱいに!

出荷のトラックも保冷車で、しっかり温度管理して僕たちに届けられるペロね。

【地域連携講座】食の理想郷へ〜ユネスコ食文化創造都市 鶴岡〜

「だだちゃ豆」を食べて、ますます鶴岡ファンになった僕。今日は、東田川文化記念館で開かれる「山形学」地域連携講座にお勉強に来たペロよ。

講義のテーマは「食の理想郷へ〜ユネスコ食文化創造都市鶴岡」で、講師は鶴岡市企画部政策企画課食文化推進室の政策企画専門員・伊藤賢一さん。もういっぱい参加者が集まっているペロ〜!

伊藤さんによると、「ユネスコ創造都市ネットワーク」は、世界の都市がそれぞれの文化的な特色を活かした交流を行い、産業や市民生活の創造性を高めていこうと、ユネスコが平成16年に創設した制度。文学・映画・音楽など7つの分野があって、鶴岡市は食文化分野への加盟が認められたペロ。これは日本で唯一、世界で18都市の一つだから、すばらしいペロね〜!

ユネスコの評価につながった鶴岡の食文化の特色は、大きく分けて3つ。まず、生きた文化財の「在来作物」ペロね。「だだちゃ豆」や「温海かぶ」など、限られた地域で世代を超えて栽培され、親しまれてきた作物が、鶴岡で約50種類も受け継がれているというからびっくりペロよ。

そして、四季折々の多彩な食と郷土料理。お米はもちろん山・里・海の食材に恵まれた鶴岡は、一年を通じて旬の味をふんだんに活かした郷土料理を楽しめるペロね。「行事食」も鶴岡ならではの食文化で、出羽三山の修験道の文化や黒川能などの伝統芸能、城下町に根づいた武士の食文化などに育まれた「行事食」が数多く残されているペロ〜。

いま鶴岡市では「食の理想郷へ」をテーマに、鶴岡食文化創造都市推進協議会を中心として、さまざまな取り組みをしているんだって。昨年10月には「2015ミラノ国際博覧会」に出展したり、鶴岡の食文化を世界に発信しているペロ。そして、伝統的な食文化の継承や食育、新しい食産業や文化の創造など、食文化を通した地域づくりにも力を入れているペロね〜。

「創造都市の認定はゴールではなくてスタート。食文化が地域の活力の種になります」と伊藤さん。僕も、もっともっと応援するペロロ〜ン♪

公益財団法人藤島文化スポーツ事業団理事で、藤島地域の文化の拠点になっている東田川文化記念館の館長・安在彰さん。

東田川文化記念館でいろんな企画をしている公益財団法人藤島文化スポーツ事業団の事務局長・常任理事の土田英喜さん。

満開のそば畑で「お花見カフェ」、多彩なそばスイーツに大満足!

お腹ペコペコの僕は、鶴岡市宝谷地区へ。坂道を上って行くと標高250mの高台にある「ふるさとむら宝谷」のすぐ近くに、一面のそば畑が広がっているペロ〜!ここが宝谷そば「お花見カフェ」の会場で、真っ白なそばの花の向かい側には黄金色の田んぼ、遠くに庄内平野が見えて、晴れた日には日本海に浮かぶ飛島まで見えるんだって。絶景に感激ペロね〜♪

でも、山形でそばの産地といえば村山地域と思っていた僕は、「どうして鶴岡で、そば?」って疑問がムクムク。つるおか農商工観連携総合推進協議会の農商工観連携コーディネーター・長澤理亮さんに質問したペロよ。

じつは鶴岡では20年ほど前から水田の転作作物としてそばを栽培していて、作付面積も生産量も県内トップクラスを誇っているそうペロ。そこで、平成25年度には鶴岡産そばを食文化資源として活用しブランド化をめざそうと、そば生産者・そば店・JA・県などが連携して「そば処鶴岡プロジェクト」を立ち上げ、品質の向上と収量の増加、消費拡大などに取り組んできたペロね。「昨年度は、そばの作付面積が約550ha、生産量が205tと、鶴岡はどちらも県内一になったんですよ」と長澤さん。すごいペロ〜ン!

この「そば処鶴岡プロジェクト」の情報発信イベントの一つが、そばの産地・宝谷地区で行われる「お花見カフェ」。毎年、そばの花が満開を迎える9月中旬に行われ、今年で4回目になるペロね。

今回は「豊穣祈願音楽祭〜そば畑で奏でる美しき音色〜」と題して開催。農事組合法人「宝谷」ふるさとむら宝谷の代表・森薫さん、つるおか農商工観連携総合推進協議会事務局・農林水産部長の渡邊雅彦さんが開会のご挨拶をした後、さっそく6種類のそばスイーツと2種類のそば寿司が無料で振る舞われたペロ。まず、アイスそば茶オーレをゴクリ。ん〜、そば茶の香ばしさとミルクのほんのりした甘さが絶妙にマッチして、ん〜まいペロ〜!

あれっ!?そば畑の中から素敵なメロディが流れてきたペロ♪演奏しているのは酒田フィルハーモニー管弦楽団の佐藤政巳さん。フルートやオカリナ、ギターの音色が、のどかな風景にぴったりで、癒されるペロね〜。最後は、庄内そば麦切り研鑽会・代表の森村孝雄さんのそばのお話。可憐なそばの花を眺めながら音楽やそばスイーツを楽しんで、大満足だったペロ〜ン♪

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