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ホーム知る山形んまいもの探しの旅「ペロリンが行く」 > Vol.43:なかつがわ農家民宿を訪ねて

高校生がフレッシュな感性と斬新なアイデア・発想で、新作スイーツにチャレンジ!

さわやかな秋!実りの季節になって僕のお腹、じゃなくて好奇心はもうウズウズ!そんな僕が今回ふるさとの味≠求めて出かけるのは、豊かな自然に恵まれた飯豊町。「飯豊」と書いて「いいで」と読むペロね。「ご飯が豊かな町」って、ん〜まいもの大好きな僕にぴったりの町ペロ〜!

この飯豊町にある中津川地区は、田舎の暮らしが体験できる「なかつがわ農家民宿」で知られているペロ。県内はもちろん県外や海外からもお客さまがやって来るんだって。

いろんな体験ツアーもあって、僕は「雪室じゃがいも」の収穫体験に参加するペロよ。雪室ってどうなってるの?普通のじゃがいもとどう違うの?知りたいことがいっぱ〜い!どんな出会い・ふれあい・おいしい旅が待ってるか、と〜っても楽しみペロ〜ン♪

2015.9.11・21取材 取材地:飯豊町

あたたかい心遣い、豊かな自然、郷土料理で訪れる人をおもてなし

飯豊町の中心から南へ。大きな白川ダムを過ぎて、稲穂が揺れる道をのんびり走って中津川にやって来たペロ!ん〜、田舎のおばあちゃんのところに遊びに来たような感じ。なんだかホッとするペロね〜♪

中津川地区の公民館におじゃますると、飯豊町農林振興課農業振興室長の山口努さん、なかつがわ農家民宿組合代表の伊藤ふみさんと民宿の皆さんが僕を待っていてくれてたペロ〜。「ねぇ皆さん、ここ中津川そして農家民宿の魅力を教えて!」って、僕はさっそく突撃インタビューしたペロン!

地元の資源を活かした「都市と農村の交流」で地域を元気に!

山形と福島の県境、飯豊山の麓にある中津川。白川ダムの建設によって住民がほかの地域に移っていって過疎化が進み、「このままでは中津川がなくなってしまう」と危機感を募らせた地区の人たちが、地域に人を呼び込もうと、独自の村づくりに向けていろいろな取り組みを行ってきたそうペロ。

豪雪地帯ならではの雪を活かした「中津川雪まつり」や真夏に「SNOWえっぐフェスティバル」を開催したり、里帰りツアーや花笠づくり体験などを企画して地元の郷土料理でもてなしたり、中津川の地域資源を活かした取り組みから「都市と農村の交流」がはじまったんだって。

そうした中で、平成16年から小中学生の山村留学を受け入れて「里親の会」を結成。平成19年には、そのメンバーを中心に8軒で農家民宿の許可を取って、「なかつがわ農家民宿組合」を立ち上げたペロン。

現在は10軒の農家民宿で、首都圏の中学生の教育旅行や企業・大学の研修、台湾からのお客さまの田舎暮らし体験などを受け入れているペロ。農家民宿をはじめた年は宿泊者118人だったのに、去年は1,165人、8年で10倍に増えたって聞いてびっくりしたペロね〜!

あったかい人柄、豊かな自然、地元の山菜やヤマメ、伝統野菜の宇津沢かぼちゃ、自分の畑で育てた野菜など、地元産の食材を使った季節の郷土料理と、三拍子揃った「なかつがわ農家民宿」は大好評。平成20年度からは飯豊町観光協会と連携して、台湾からの旅行客の受け入れもはじめたペロ。

こうした「なかつがわ農家民宿組合」の取り組みが、「中津川から首都圏そして世界へ、食と農の大切さを世界中に発信し、地域の活性につながっている」と、山形県で初めて「平成26年度地産地消優良活動表彰 農林水産大臣賞(交流促進部門)」を受賞したペロロ〜♪

シャベルを使って畑の土を掘り起こし、じゃがいもの収穫を体験!

秋晴れの空、今日は気持ちのいい農作業日和。さっそく、じゃがいも畑に行くペロ〜と思ったら、「ちょっと待ってペロリン!」って、中津川むらづくり協議会の伊藤勝昭さんに声をかけられたペロよ。

最初に中津川地区公民館に案内され、入村式で「雪室じゃがいも収穫体験ツアー」に参加する方たちと農家民宿の皆さんとの顔合わせ、作業内容の説明があったペロね。今回、参加する埼玉県からやって来た3組のご家族とご対面。かわいい女の子ばっかりで、僕、ちょっぴりテレちゃうペロロ〜♪

入村式が終わると、いよいよ近くのじゃがいも畑へGO!みんな長靴を履いて、雪室じゃがいも生産組合代表・中津川エフエフの鈴木るみさんからシャベルやクワ、軍手を借りて収穫体験スタートペロ〜。ずっと雨がつづいていたので、今日からやっと、じゃがいも掘りの作業をはじめたんだって。

まず、鈴木さんが掘り方のお手本を見せてくれたペロ。じゃがいもを傷つけないよう、シャベルやクワを土に深く入れてザックリ掘り起こすと、1本の茎に数個のじゃがいもが!あとは手で丁寧に掘るペロン。

雪深い中津川は、5月の連休が終わる頃まで雪が残っているので、畑の土が乾くのを待って耕し、種いもを植え付けるのは5月の末から6月の初め。それで、収穫も秋のいまごろになるそうペロ。

みんな掘りはじめて、次々収穫しているペロ〜。よ〜し、僕もシャベルでエイッ!ん〜、簡単そうに見えるけど、結構難しいペロね〜。

雪を利用した冷蔵庫でじっくり寝かせた甘〜い「雪室じゃがいも」

じゃがいもの収穫完了!おいしそうなメークインがたくさん掘れたペロね〜!でも、どうしたらこれが雪室じゃがいもになるんだろう?僕が首をひねっていたら、鈴木さんが「ペロリン、一緒に雪室に行きましょ!」って誘ってくれたペロよ。わぁ〜い、雪室にシュッパーツ!

畑から車で5分ほどで雪室に到着。扉がたくさんあって、後ろが丸くなっている不思議な建物ペロ。大きな厚い扉を開けて中に入ると、わっ、ヒンヤリ!ちょっと寒いくらいで、息が白く見えるペロ〜!

雪室は雪を利用した冷蔵庫で、雪の冷気を循環させて室内の温度を3℃から4℃、湿度を80%に一定に保っているんだって。一般の冷蔵庫よりも湿度が高いので鮮度を維持できて、農産物の長期貯蔵に使われているペロよ。雪室には、じゃがいものほかにもお米や日本酒などがいっぱいペロン♪

収穫したじゃがいもは2週間くらい暗い所に置いて乾燥させ、それから雪室へ。最低3か月、糖度が8度以上になるまでじっくり雪室で寝かせると、より一層おいしいじゃがいもになるペロ。雪が生み出す適度な温度と湿度の中で熟成させることで、じゃがいものデンプンが糖分に変化して甘みが増して、糖度を2倍以上も高める…と教えてもらってナットクペロ〜。

今日、掘ったじゃがいもも雪室に入れて、収穫体験ツアーに参加した皆さんに1人1sずつ、来年の1月に送ってくれるそうペロ。僕にもおいしい雪室じゃがいも、届くかな?うふふ、いまから楽しみペロロ〜ン♪

森の中を流れる置賜白川の支流・広河原川の川遊びで笑顔キラキラ♪

収穫体験のあとは、今日のもう一つのお楽しみの川遊び。車に乗ってしばらく走ると右手にオートキャンプ場が見えてきて、白川湖にかかる赤い橋を渡って山道を通り、細いデコボコ道を下って広河原川に着いたペロ。

ん〜、水がとってもきれいで、川から吹いてくる風が気持ちいいペロ〜♪女の子たちは、すぐに川に入って水遊び。普段は川で遊んだりすることがないので、みんな「楽しい〜♪」って笑顔がキラキラしてるペロよ。

そして、ついに僕が待ちに待った「じゃがいもの食べ比べ」。鈴木さんが今日収穫したばかりの男爵と、さっき雪室から持ってきたメークインを蒸かしてくれたペロ。「最初は何もつけないで食べてみて」って鈴木さん。串に刺した2つのじゃがいも、さて、どっちがどっち?

まず上のじゃがいもをパクリ。ほくほくして、おいしいペロね。次は下のじゃがいもをペロリ。うわ〜、甘〜い♪こっちが雪室に入れたほうペロ♪

参加した皆さんも「食べてみると、甘みが全然違いますね」「新じゃがもおいしいけど、雪室じゃがいもは、また格別!」「甘くて栗を食べているみたい!」って、そのおいしさにびっくりしてたペロ〜!

この土地ならではの、ん〜まいものがあって、のびのび遊べる自然があって、僕も中津川が、だ〜い好きになったペロ〜ン♪

みんなで「じゃがいもの食べ比べ」。食べてみて味の違いがわかったペロ。「スーパーで買うじゃがいもに比べて、味に深みがあって甘くておいしい〜」って、何個も食べていたペロ〜。

家族のように迎えてくれるあたたかさが農家民宿の人気の秘密!

「なかつがわ農家民宿」は台湾の旅行客にも大人気。「どうしてなの?」って、またまた僕の好奇心がムクムク。そうしたら飯豊町観光協会の煖エさんが、そのきっかけを教えてくれたペロよ。

豊富な雪を活かして、町の観光協会が「どんでん平スノーパーク」で開催していたスノーモービル体験ツアーに、ある日、高畠町の「よねおりかんこうセンター」から「台湾のお客さまを連れて行きたい」と話があったんだって。外国から大勢の観光客がやって来るのは初めてだったけど、もちろん大歓迎で、雪のない台湾の人たちは雪遊びに大喜び!それが縁で台湾の観光客が増え、農家民宿への宿泊も受け入れるようになったペロね〜。

身振り手振りや筆談などで心の通じるコミュニケーション

この日も台湾からのお客さま27人を6軒の民宿で受け入れると聞いて、僕もお迎えしようと中津川地区公民館に行ったペロよ。ツアーの一行は5泊6日の予定で来日。2日目の午後早く中津川に着いて、農家民宿の人たちと一緒に花笠づくりを体験してから、それぞれの民宿に分かれるんだって。

ところが、この日は台風の影響で到着が遅れて、午後6時になってしまったペロ〜。それでも台湾のお客さまは疲れた様子もなく、元気いっぱいでバスを降りてきたペロね〜。そして、添乗員さんが1人ずつお客さまの名前を呼んで、これから泊まる民宿の女将さんや番頭さんと対面。ようこそ!ニイハオ!さっそく挨拶をかわして、民宿に向かったペロン。

「ペロリンも一緒にどうぞ!」って言われて、僕も「いからし『本家』」さんにおじゃましたペロ。五十嵐さん夫婦の農家民宿では、お互いに身振り手振りや筆談、いろいろな言葉を翻訳した会話表を指さしながらコミュニケーション。言葉は通じなくても、心は通じるペロロ〜ン♪

次は「いろり」さんを訪問。地元の食材を使った郷土料理がテーブルいっぱいに並んでいて、お客さまも「おいしい、おいしい」ってパクパク。僕もごちそうになって、もう動けないくらい満腹ペロ〜。

最初、「どうしてたくさんの人が中津川に来るの?」って不思議だったけど、僕はわかったペロ。「なかつがわ農家民宿」の皆さんには、初めて訪れる人も家族のように迎え入れてくれるあったかさがあるからペロね。それがきっと、みんな中津川が大好きになる理由ペロン。

中津川の皆さん、ありがとう!僕もまた、遊びに来たいペロロ〜ン!

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