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ホーム知る山形んまいもの探しの旅「ペロリンが行く」 > Vol.40:第1回「最上伝承野菜フェア」

高校生がフレッシュな感性と斬新なアイデア・発想で、新作スイーツにチャレンジ!

暑〜い夏も食欲もりもり、元気いっぱいの僕。今回は、んま〜くて珍しい野菜を探しに「最上伝承野菜フェア」に出かけたペロン。
 山形県の北東部にある最上地域は、グルッと山に囲まれたとっても自然豊かなところ。ここには昔から栽培されてきた、この土地ならではの野菜があって、それを「最上伝承野菜」というんだって。
 地域の人たちが大切に守ってきたこの宝物を広くPRしようと、8月1日から17日まで初めてフェアが開かれたペロよ。
 フェア期間中は飲食店や旅館、産直施設あわせて17店舗で「最上伝承野菜」を使った料理や食品が販売されたペロね。どんな野菜?どんな料理?もうワクワクだペロ〜♪

2014.8.8取材 取材地:新庄市

「最上伝承野菜」は地域の人たちが大切に種を守り栽培してきた宝物

お出かけ前に、僕はちょっとお勉強したペロね。「最上伝承野菜」は「最上地域特有で概ね昭和20年以前から存在していた野菜・豆類など」で「現在も最上地域で栽培され、自家採種しているもの」。最上伝承野菜推進協議会(会長・煖エ康則県最上総合支庁産業経済部長)では、現在30品目を「最上伝承野菜」に認定しているんだって。
 最上地域の農家の人たちが何世代にもわたって、自分の家で種を採りながら栽培してきた野菜たち。ますます楽しみペロね〜!さぁ、Let's go!

最上地域の特産品が集まる「もがみ物産館」に来たペロ!

僕が最初にやって来たのは、最上広域交流センター「ゆめりあ」の中にある「もがみ物産館」。津藤真知子さんが笑顔で迎えてくれたペロよ。
 津藤さんによると「最上伝承野菜」は栽培している地名やその家の屋号がついている名前がほとんどで、たとえば新庄の「畑(はた)なす」は地名、真室川の「勘次郎胡瓜(かんじろうきゅうり)」は屋号なんだって。

どちらも夏野菜でいまが旬だけど、普通のなすや胡瓜とは形も味も食感も全然違い、生産量も少ないので、珍しい食材を求めている飲食店に人気があるそうペロ。「もがみ物産館」では、そうした飲食店から注文を受けて、農家から取り寄せた「最上伝承野菜」を新鮮なうちに届けているペロね。
 店内では「最上伝承野菜」を使ったお弁当、豆や加工品を販売していて、これも好評とか。ん〜、話を聞いているうちにお腹がすいてきたペロ〜♪

最上川を遡って伝えられ、300年以上も栽培されてきた「畑なす」

「畑なす」は、まん丸でソフトボールくらいの大きさ…と津藤さんから聞いて、どうしても実物を見たくなった僕。つぎは「畑なす」の生産者で食堂も経営している柿崎繁男さんを訪ねたペロ〜! 昔から新庄市本合海の畑地区でつくっているから「畑なす」で、いまは10軒ほどの農家が栽培しているんだって。食堂の裏手にある畑を見せてもらったら、ホントにまん丸の大きな「畑なす」がいっぱいなっていて感激したペロよ〜!
 この「畑なす」は、内陸から酒田へ紅花や米を運ぶ最上川舟運が盛んだった300年以上前、酒田と京・大阪を結ぶ北前船によって上方のなすの種子が伝えられ、その種子が最上川を行き来する船でこの地に運ばれてきたと考えられているペロよ。なるほど、京野菜の賀茂なすによく似ているペロね。

ところで、「最上伝承野菜」は自家採種すると聞いたけど、「畑なす」の種はどうやって採るの? 柿崎さんに尋ねたら「大きく育って収穫時期になっても、そのまま実をならせておくと、10月ころに枝からポロッと落ちる。それを乾燥させて種を採る」と教えてくれたペロン。
 「もし、自分の家でいい種が採れなかったときは、仲間の栽培農家から分けてもらって、また次の年に種をまく。ずっとそうして暮らしてきた」って柿崎さん。みんなで「畑なす」を守ってきて、すばらしいペロ〜♪

国道47号線沿いにある柿崎さんのお店「最上川食堂」。

食堂の裏に「畑なす」の畑があって、その向こうに最上川が流れているペロ。

「最上伝承野菜」や地元の食材を活かしたイタリア料理が大人気!

もっと「最上伝承野菜」の魅力を知りたくなった僕が最後に訪ねたのは、新庄市にある「イタリア食堂 トラットリア ノンノ」。オーナーシェフの佐藤伸也さんは、最上伝承野菜料理研究部会の副会長ペロよ。
 東京や仙台で修業したあと、故郷の新庄に戻って11年前に「トラットリア ノンノ」をオープンした佐藤シェフ。お店の裏の畑で育てた野菜やハーブ、地元の農家から直接仕入れた食材を使い、素材の持ち味を活かした料理が人気ペロ〜ン♪
 「最上伝承野菜」も積極的にメニューに取り入れて、オリジナルのドルチェ(イタリア語で菓子・デザート)づくりにもチャレンジしているんだって。

さぁ、いよいよお食事タイムペロ! まずは「畑なすと自家栽培バジルのトマトスパゲティ」。彩りがきれいで食欲をそそるし、「畑なす」の甘みとまろやかなトマトソースがマッチして、おいしいペロね〜!
 つぎは「最上赤にんにくのコンフィ・ペペロンチーノ」をパクリ。丸ごとコンフィした「最上赤にんにく」はトロッと柔らかくて、甘みがあってビックリ! それに、食べてもにんにくの臭いがお口に残らないペロよ。
 食後は、お楽しみのドルチェ。「最上伝承野菜」の「黒五葉」の豆を使ったチョコレート、「金持ち豆」を原料にした「野中みそ」のチーズケーキなど5種類の盛り合わせペロ。どれもおいしくって大満足ペロね!

地域の大切な宝物の「最上伝承野菜」。僕も大ファンになったペロロン♪

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