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ホーム知る山形んまいもの探しの旅「ペロリンが行く」 > vol.24:「食」ツーリズムやまがた創造事業 第1回食体験ツアー[庄内・置賜]

 

「食」ツーリズムやまがた創造事業 第1回食体験ツアー[庄内・置賜]

 夏真っ盛りの8月8日・9日の二日間、山形の伝統野菜と特産食材の産地を有名シェフたちと巡る「食」ツーリズムやまがた創造事業第1回「食体験ツアー」が開催されたペロ。
 山形県主催のこのツアーは、県外の有名シェフ等を招待し、山形の伝統野菜をはじめとした特産食材の産地を巡り、食材やその食材を活用した料理を食べてもらい、山形の豊かな食材の魅力を県内外に広く情報発信してもらうペロね〜♪
1回目の今回は、一日目が庄内、二日目が置賜地域を巡り、ツアー参加者と地元生産者、料理人との意見交換も行うペロよ。

2010.8.8・9取材 取材地:庄内・置賜地域

山形の伝統野菜と特産食材の魅力を全国へPR

 日本各地で古くから栽培・利用されてきた野菜の在来品種である伝統野菜は、その土地でしか育たないともいわれ、栽培するのに手間がかかったり、いっぱいは採れなかったりで、その土地でしか食べることが出来ないものが多いペロね。
 地域の歴史や食文化と関わりの深い伝統野菜の価値が全国的にも見直されているなか、山形県でも地域の特徴を活かした伝統野菜の生産振興や販路開拓の取組みを支援しているペロよ。

 今回の体験ツアーは、山形県内各地の歴史と食文化が息づく郷土料理として食べられている伝統野菜を、食文化の継承や観光等の振興に活用しようという試みペロね〜♪
 僕の生まれ育った山形の伝統野菜では「だだちゃ豆」や「山形青菜」が有名だけど、他にもまだまだ地元でしか知られていない伝統野菜がい〜っぱいあるペロよ!
 ツアー1回目の今回は、伝統野菜を中心に、各地で力を入れている特産食材もいっしょに知ってもらうため、ツアー参加者から庄内と置賜地域を巡り、生産者と意見交換・交流をしてもらったり、地域ならではの料理を味わってもらったペロね♪

参加者
●北岡尚信氏(キタオカ カツノブ)プティポワンオーナーシェフ
●小俣尚巳氏(オマタ ナオミ)/銀座美しょう代表取締役
●藤原浩氏(フジワラ ヒロシ)/日本フードアナリスト協会常任理事/食・食文化評論化
●木越敦子氏(キゴシ アツコ)/日本フードアナリスト協会広報課長
●平智氏(タイラ サトシ)/山形大学農学部教授
●奥田政行氏(オクダ マサユキ)/アル・ケッチァーノオーナーシェフ
●マスコミ関係者

 参加者のうち奥田シェフと平教授は、アドバイザーとしての参加ペロ。(食体験モデルツアーについては「vol.23食体験モデルツー[庄内編]」を見てペロね!)

米どころ庄内は、んまい食材の宝庫
《1日目:庄内》

 庄内地方は全国的にも有名なお米の一大産地で、北に鳥海山、南は出羽三山(月山・湯殿山・羽黒山)に囲まれ、日本海を臨む庄内平野には最上川が流れ、豊富な実りを与えてくれる自然に囲まれた、まさに山海の「んまいもの」が揃う食材の宝庫ペロ〜♪
 庄内の伝統野菜の代表格と言えば、全国的にも有名な『だだちゃ豆』、そして、あの松尾芭蕉の俳句にも登場する『民田なす』。さらに、庄内はいちご(サマーティアラ)やパプリカの産地でもあるんだペロ。

《ツアー1日目の行程》
●だだちゃ豆生産地[鶴岡市白山]
休憩:産直「こまぎ」[鶴岡市小真木原]
●民田なす生産地[鶴岡市民田]
●サマーティアラ(いちご)生産地[酒田市袖浦]
●懇談会/鵜渡幸(うどこう)[酒田市あきほ町]
●海鮮市場見学[酒田市船場町]
●パプリカ生産地[遊佐町藤崎]

プティポワンオーナーシェフ北岡尚信さん
プティポワンオーナーシェフ北岡尚信さん

銀座美しょう代表取締役小俣尚巳さん
銀座美しょう代表取締役小俣尚巳さん

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日本フードアナリスト協会常任理事/食・食文化研究家藤原浩さん

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アル・ケッチァーノオーナーシェフ/奥田政行さん

まさに伝統野菜!産地限定の『だだちゃ豆』

 10年近く前にビールのCMで、女優さんが美味しそうに食べていたのがきっかけで、今や全国ブランドになった『だだちゃ豆』。こくの深い甘さとホクホクとした独特のうまみは夏のビールには欠かせないペロね♪最近では、アイスクリームやケーキにもなっていて僕も大好きペロ〜!

 『だだちゃ豆』発祥の地の鶴岡市白山地区では、その祖先の品種の八里半豆は江戸末期から栽培されていたんだって!しかもこの『だだちゃ豆』は、他の地域で栽培しても、その独特の風味が消えてしまうという、生産地が限られている希少な枝豆なんだペロ。う〜ん、まさに鶴岡の伝統野菜ペロね〜。

 『だだちゃ豆』の収穫時期は7月下旬から9月中旬。茶色の毛でおおわれた深いくびれのさやにはぷりぷりの豆が2粒詰まっているペロ。
 「土づくりや肥料の研究をし、元気な農作物づくりに取組んでいます。」と語る生産者の富樫さんが振舞ってくれた、茹でたばかりの『だだちゃ豆』はと〜ってもコクと甘味があり、食べ出したら止まらないペロ〜ン♪富樫さんの育てた『だだちゃ豆』から元気をもらい、次の訪問地に出発ペロ〜!

絶滅の危機から復活!『民田なす』

 丸なすの中でもひときわ小さくってかわいい『民田なす』。なすはインド原産で7〜8世紀に日本に伝えられ、日本各地で栽培されてきたペロね。九州などの温かい地域では晩成の長なす、山形を始め寒い東北などでは栽培期間が短く大きな実を収穫しづらいことから、実の小さい品種の丸なすや小なすが多いんだって。『民田なす』には、その種が京都から持ち込まれたという言い伝えもあり、『民田なす』の20倍ほどの大きさになる京都の丸なす「賀茂なす」がご先祖様かもペロ〜ン?

 田楽などの京料理に欠かせない「賀茂なす」と比べはるかに小さい『民田なす』は、"一夜漬け"や"からし漬け"として加工・販売されているペロね。他にも砂糖漬けのお菓子にもなってるペロよ〜!

 江戸時代初期から栽培されていたという『民田なす』、でも今から8年ほど前は栽培農家が少なく、年々栽培面積が減っているという状況だったんだって。当時だだちゃ豆栽培をしていた生産者の五十嵐一雄さんは『民田なす』の継承と、民田なす産地の復活を懸けて、栽培に取り組み始めたんだペロ〜!

 「初めは手探りでしたが、経験を重ねるうちに収穫量が増え、今では地域内一の生産量です。」と語る五十嵐さんの畑には小粒で艶のある『民田なす』がたわわに実っているペロ。収穫時期は6月〜10月までで、8月は最盛期。
 五十嵐さんが用意してくれた『民田なす』の一夜漬けを、みんなでいっただきま〜す!ん〜、ほどよい固さの皮と漬け汁がしみ込んだ実は歯ごたえと独特の香りが食欲をそそるペロね〜!ん〜、ごはんが欲しくなっちゃうペロ〜ン♪


夏に収穫できるいちご!『サマーティアラ』

 米所「庄内」は、とっても広〜い砂丘地帯での園芸農業も盛んで、メロン、トマト、アスパラガス、そしていちごの産地でもあるんだペロ。庄内砂丘でのいちごの露地栽培は昭和20年頃から始まったんだって。でも、いちごは産地間競争も激しいので、地元では庄内の気候風土に適した品種の開発が待たれていたんだペロ。

 国内で収穫されるいちごは、冬から春に収穫する一季成り性いちごが主流で、特にケーキ等の洋菓子に使う夏場のいちごは輸入品に頼っているんだって。そこで、庄内総合支庁農業技術普及課産地研究室では2002年からいちごの品種育成に取り組み、四季成り性いちごの新品種「サマーティアラ」を開発したペロ〜♪

 「サマーティアラ」っていう名前は、夏にも収穫出来ることと、ケーキを飾る『ティアラ(宝冠)』のイメージからつけられたんだって。ん〜、おしゃれでかわいい名前ペロね〜♪この「サマーティアラ」は6月下旬から12月頃まで収穫出来るので、国産いちごが品薄になる7月〜11月にも良質な果実を供給でき、他の四季成り性いちごと比べ、大きくてかたちと香りが良く、ほどよい固さの果実は赤く艶があり断面も赤くて綺麗なので、ケーキやお菓子にぴったりペロね〜♪

 「全国のいちご好きな人には是非食べてもらいたいですね。」と佐藤さん。「サマーティアラ」の生産者が増えて、出荷量も安定していけば、庄内は「四季成りいちごサマーティアラ」の一大産地になるペロよ!よ〜し、僕もいちごのケーキをい〜っぱい食べて「サマーティアラ」を応援するペロね〜♪

庄内の自然の恵みを特別料理で堪能!
『鵜渡幸(うどこう)』

 ん〜、いよいよ待ちに待ったお昼ペロ♪今日、1日目のお昼は酒田市の日本料理「鵜渡幸(うどこう)」で庄内産食材を使った特別料理をいただきながら、ツアー参加者と地元生産者の方々とで懇談会ペロね。須田総料理長オリジナルの献立は、どれも地元庄内の食材のおいしさをい〜っぱいに味わえる料理ばかりペロ。う〜ん、ん・ま・いペロ〜ン♪!

《メニュー》
あわびととろろのムース/枝豆豆腐とカスベの煮凝り/じゃが芋素麺/若菜のくず麺/鵜渡川原きゅうりとスルメ烏賊チーズ和え/地魚の盛り合わせ/尼鯛と卵豆腐のとうもろこし摺流し/赤茄子とアボガドグラタン風魚介と共に/だだちゃ豆ととうもろこしのくずまんじゅう揚げ冷し掛け/ガンコカジカの燻製と庄内めぐみのサラダ/大越中灰貝の友焼き紅海老と一緒に/つや姫の岩もずく雑炊/デザート

 あわび、尼鯛、スルメ烏賊、鵜渡川原きゅうり、だだちゃ豆等の魚介と旬の野菜が調理され彩り鮮やかに盛り付けられた料理の数々は、庄内産食材の旨味と食文化を凝縮したようなとっても贅沢な料理ペロね。

 山形大学農学部教授の平智さんと奥田シェフの庄内産食材に関する興味深いお話を聞き、みんな庄内のんまいものについて、おいしそうに語り合ったペロ。

 ふ〜、僕もお腹い〜っぱい庄内のんまいものを満喫したペロ!須田総料理長、ごちそうさまペロ〜ン♪

庄内産『パプリカ』を全国へ!

 午後からは酒田市の海鮮市場で新鮮な海の幸を見学し、1日目の最後の訪問地遊佐町へ『パプリカ』の生産者を訪ねるペロ。

 和食・洋食・中華と、ど〜んな料理の食材としても使われる『パプリカ』はピーマンと同じ唐辛子の仲間で、肉厚で辛みが無く甘味唐辛子とも呼ばれているんだペロ。ピーマンの2倍ぐらいの大きさで赤や黄色と鮮やかな色が特長ペロね。

 そもそも遊佐町で『パプリカ』が栽培されるようになったのは、遊佐町混声合唱団に所属していた農家の方が、姉妹都市ハンガリーのソルノク市へ音楽交流で訪ねた際に食べた『パプリカ』がとても美味しくて、自分たちも栽培したいと思ったのがきっかけなんだって。

 そして、平成15年より本格的に栽培に取り組み、今では遊佐町は東北一の『パプリカ』栽培農家数をほこり、栽培がむずかしいと言われている夏から秋にかけて収穫できる『パプリカ』の一大産地化を目指しているんだペロ。
 生産者の本間正一さんのビニールハウスの中には黄色い大玉の『パプリカ』がい〜っぱい実ってるペロ!

 「収穫時期は6月〜12月までで、全国へおいしいパプリカを出荷できるように、家族総出で出荷作業をおこなうんです。」と語る本間さんの『パプリカ』は、完熟での収穫をするため、"甘味があって果汁が多い"と出荷先の市場では評判なんだって。

 ツアー参加者といっしょにぼくもハウスに入り、生のパプリカをいただくペロね!ん〜ん、肉厚で柔らかい実は、みずみずしくて甘味があるペロ〜!本間さんのパプリカ、焼く、炒める、揚げると、どんな料理にもぴったりペロね〜♪

パプリカと参加者で記念写真
『パプリカ』を手に記念写真ペロ。

パプリカ
果汁たっぷりの『パプリカ』味わう参加者のみなさん。

パプリカ
本間さんがつくるパプリカはどれも大玉なんだペロ。

歴史が息づく置賜の食文化《2日目:置賜》

 2日目に巡る置賜地方は山形県の南部に位置し、吾妻山や飯豊連峰などの山々に囲まれた自然豊かな盆地で、歴史と繋がりの深い食文化が息づいている地域なんだペロ。

 置賜地域の伝統野菜は、「山形おきたま伝統野菜推進委員会」が、市町の推薦を受け、認定基準に適合した伝統野菜、特用林産物等を「山形おきたま伝統野菜」に認定しているんだって。
 この「山形おきたま伝統野菜推進委員会」は、伝統野菜の認定だけでなく、市町・関係団体・機関等と連携しながら、「山形おきたま伝統野菜」の生産振興や販売促進、そして料理方法の開発と普及にがんばってるんだって。これまでに認定された「山形おきたま伝統野菜」には、『おかひじき、うこぎ、薄皮丸なす、紅大豆』等、11品目があるペロね。
 また、置賜は全国有数のぶどうの産地としても知られていて、歴史あるワイン醸造所もあるペロ。さ〜て、2日目の今日はどんなんまいものに出会えるかな〜、楽しみペロね〜♪

《ツアー2日目の行程》
●酒井ワイナリー[南陽市赤湯]
●懇談会/いきかえりの宿「瀧波」[南陽市赤湯]
●おかひじき[南陽市和田]
●うこぎ新梢[川西町洲島]
●薄皮丸なす[米沢市六郷町西藤泉]
休憩:上杉城史苑[米沢市丸の内]

プティポワンオーナーシェフ北岡尚信さん
置賜は広大な盆地ならではの食材の宝庫ペロ。

昔ながらのワインづくり「酒井ワイナリー」

 置賜地域の伝統野菜を訪ねる前に、ツアー参加者を乗せたバスは、赤湯温泉街にある『酒井ワイナリー』へ到着したペロよ。

 山形のぶどう生産の中心とされる南陽市にある『酒井ワイナリー』は、明治20年に創業者・酒井弥惣氏が“ぶどうから酒を造って生業にしたい!”と一念発起、ぶどう畑を開墾し、明治25年からワイン造りを始めたんだって。もう100年以上続いている歴史のあるワイン醸造所なんだペロね〜♪

 『酒井ワイナリー』のワインづくりは発酵した果汁をろ過器を使わずに熟成させる昔ながらの方法なんだペロ。
 「ろ過器を使うと旨味と香りが落ちてしまうので、搾った果汁を一升瓶に詰め、澱(おり)が沈んだ上澄みをさらに瓶に詰めて熟成するんです。」と語る五代目の酒井一平さんがつくったワインをみんなでいただいたペロ。最初に僕が飲んだ「小姫」は、デラウェアそのままの香りが楽しめる白ワイン♪甘口だけど後味がすっきりしているペロね〜。 

 『酒井ワイナリー』では、鳥上坂の名子山中腹の自社ぶどう畑で、無農薬ぶどうにこだわり、羊を放牧して雑草を食べさせているんだって!陽当たり・風通しの良い山の寒暖差がぶどうの糖度を増してくれる、ワイン用のぶどう作りにはと〜っても好条件の土地なんだって。
 「今後は生産量を増やしながら、さらにおいしいワインづくりに取組んでいきます。」と酒井さん。手の込んだワインづくりにワインへの愛情が伝わってくるペロね。

山形おきたま伝統野菜を糧物料理で味わう
いきかえりの宿「瀧波」

 2日目の昼食は、南陽市赤湯温泉のいきかえりの宿「瀧波」ペロね。昨日に引き続き、ん〜まい料理をいただきながら、ツアー参加者と地元生産者・料理人・行政関係者の方々で懇談会が行われたペロ。また、料理をいただきながら山形おきたま伝統野菜の紹介やおきたま食材のPRも行われたペロよ〜。

 瀧波特製の献立は、山形おきたま伝統野菜と置賜産食材をふんだんに使った料理の数々。置賜地域に古くから伝わる糧物(かてもの)料理を始め、置賜んまいものの代表格米沢牛もありで、置賜んまいものと食文化がた〜っぷり味わえるペロね〜♪

 糧物って、江戸時代に米沢藩主上杉鷹山公により刊行された飢饉救済の手引書で、食糧不足の際に主食を節約するための代用食となる草や木等が記され、調理法は置賜地域の郷土料理の元祖と言われているんだって。ということは、僕が食べる料理と同じ物をあの直江兼続も食べたペロか〜?ん〜、気分は江戸時代へタイムスリップ!では、いっただきま〜すペロ〜ン♪

《メニュー》
薄皮丸なす:干し煮利久寄せ/紅大豆:親子和へ瀧川豆腐/おかひじきとうこぎの辛し和え/行者菜くるみ白酢和へ/こうずく瓜雷干し/デラウェアとトウモロコシのカクテル/鮎一夜干し/河鹿唐揚げ
つや姫すり流し/米沢鯉茶洗い/米沢牛と米沢豚一番育ちの温泉蒸し/南陽にこだわったサラダ/米沢牛石焼/味噌冷し汁/つや姫うこぎもぶし飯/置賜の漬物/高畠陸わかめのババロア/きな粉餅・うこぎ餅

 箱膳に盛られた伝統野菜を中心とした糧物料理は、食材そのものの味わいを活かした繊細な味付けで、初めて食べる僕も置賜食文化の奥深さを感じるペロ〜。

 米沢牛をはじめ、山形おきたま伝統野菜と置賜産食材のおいしさを、上品かつ、た〜っぷりと活かしたお昼に、僕、幸せペロロ〜ン♪

学校給食用にも出荷!栄養満点の『おかひじき』

 お腹いっぱいになったところで、ツアー2日目後半、山形おきたま伝統野菜『おかひじき』の生産者を元気に訪ねるペロね〜。

 鮮やかな緑とシャキシャキした食感が特長の『おかひじき』は、海岸の砂地に自生するアカザ科の一年草で、形が海藻のひじきに似ていることが名前の由来なんだペロ。江戸時代初期に庄内浜から最上川をのぼり運ばれた種が、現在の南陽市で栽培され広まったんだって。

 JA山形おきたま南陽おかひじき部会会長の土屋清さんのおかひじき畑は、一面鮮やかな緑の『おかひじき』の絨毯で覆われているペロ!ねぇみんな、僕がどこにいるか分かるペロか〜?
 『おかひじき』の収穫時期は3月下旬から11月下旬で、主におひたしや和え物などで食べられることが多いペロね。栄養価が高くビタミンA・カロチン・カリウムや、骨を生成する上で欠かせないカルシウム・マグネシウム・リン・鉄分などが豊富に含まれているんだペロ。

 「クセのない味が、野菜が苦手な子ども達に受入れられて、学校給食用にも出荷しているんですよ。」と語る生産者の土屋清さん。
 育ち盛りの子どもたちにとって、と〜っても大事な栄養素をたっぷり含んだ伝統野菜ペロね。みんない〜っぱい食べてね〜♪ 

土屋清さん
JA山形おきたま南陽おかひじき部会会長の生産者の土屋清さん

おかひじきとペロリン
土屋さんたちのつくる『おかひじき』は生でも食べられるんだペロ。誰かドレッシング頂戴ペロ〜ン♪

健康食品として注目!『うこぎ新梢』

 みんなは“食べられる垣根”としてテレビ番組でも紹介されたことがある『うこぎ』って知ってるペロか〜?
 『うこぎ』が置賜地域の食材として浸透したのは、とげのあるうこぎが垣根として敵の侵入を防ぎ、葉は非常食として食べられることから、上杉鷹山公が栽培を推奨したからと言われているペロ。う〜ん、またもや江戸時代からの歴史を感じる伝統野菜ペロね〜。

 うこぎ栽培研究会会員で川西町洲嶋(すのしま)地区でうこぎを生産している和田弘子さんは、新芽を10センチ程成長させ収穫する『うこぎ新梢(しんしょう)』の栽培に取組んでいるペロよ。畑には大人の胸ぐらいまである『うこぎ』の木が何重にも並んでいるペロね。収穫時期は4月下旬から9月上旬で、一般的な『うこぎ』よりも茎が柔らかく丸ごと食べられて、ほどよい苦味と、なんともいえない上品な良い香りがするペロね〜。おひたし、和え物、天ぷら等で食べられているんだって。

 「うこぎは身体にいい栄養素がたくさん含まれているんですよ。」と教えてくれながら、和田さんが冷た〜いうこぎ茶をご馳走してくれたペロ♪『うこぎ』の葉にはビタミン、ミネラルが豊富で、特にビタミンA、C、カルシウムを多く含んでいるんだって。なかでもカルシウムはほうれん草の5倍、ビタミンCは3倍近いんだってペロ!しかも、栄養たっぷりだけじゃなくて、生活習慣病の原因とされる「活性酸素」を抑えるポリフェノールなどの抗酸化物質も多く含んでいるんだって!!
 栄養をたっぷりとりながら、成人病予防にも役立つ『うこぎ』って、スーパー伝統野菜ペロね〜!この頃ちょっとウェストが気になる僕、『うこぎ』をい〜っぱい食べて、メタボ予防ペロ〜ン♪

置賜の夏の定番野菜!『薄皮丸なす』

 今回のツアー最後の産地訪問先は、山形おきたま伝統野菜『薄皮丸なす』を生産している佐藤利夫さんの畑ペロ。

 『薄皮丸なす』は置賜地域一円で栽培されていて、そのいわれも様々。初代米沢藩主上杉景勝公の家臣である直江兼続が奨励して作らせた「窪田なす」の改良種が地域に広まったものだとか、50年以上前に、新潟の行商人から仕入れた種を選抜して広まったものだとか伝わっているんだって。なんにしても、『薄皮丸なす』の歴史には、越後から米沢に領地を移してきた上杉藩とのつながりが垣間見えるペロね〜。ん〜、『薄皮丸なす』って“天地人”ならぬ、“天地なす”ペロ!

 置賜地域では、どこの家でも夏の定番として一夜漬けで食べられている伝統野菜『薄皮丸なす』。その収穫時期は7月から9月までで、深い紫色の皮が薄くてやわらかいのが特長ペロね。一夜漬けの作り方も家庭ごとに様々で、「おらえの茄子食ってみろ〜。」とお茶請け自慢として、つくり方の情報交換が行われたり、また、大きくなった薄皮丸なすは素揚げや煮物にしても柔らかく美味しいんだって!!

 「こんなにおいしい茄子が山形の人たちだけで食べられているのはもったいない!全国に広めたいです。」と佐藤さん。丹精込めて佐藤さんが育てた自慢の『薄皮丸なす』の一夜漬けをツアー参加者みんなでご馳走になったペロね。青唐辛子といっしょに漬けてある佐藤さんの一夜漬けは、ぴりっとした辛さとパリパリした食感が最高ペロ〜♪まさに、置賜の夏を満喫できる伝統野菜だペロ〜ン♪

山形の「食」の魅力を振り返る、『上杉城史苑』

 2日間のツアーの締くくりは、置賜地域の特産品とんまいものが勢揃いした『上杉城史苑』を訪れたペロ。今回のツアーを振り返って、北岡さん、小俣さん、藤原さん、そして奥田シェフから山形の伝統野菜と食材の魅力についてお話しを聞いたペロよ〜。

●北岡さん
「生産者の食材への情熱を感じます。これからは生産者とシェフはもっと交流をもち、食材や料理について学び合い、さらに美味しい食材を作ることで、生産者の技術の高さへの理解を広めましょう。」

●小俣さん
「生産者はもちろん、山形の伝統野菜や食材には力強い個性を感じます。今後は都心でも手に入れやすくなればうれしいですね。」

●藤原さん
「生産者の方々の地元愛に感動しました。日本人の食文化を守るためにも、山形の伝統野菜をはじめとする食材を応援していきたいですね。」

●奥田シェフ
「伝統野菜を含めた食文化食を通して山形をもっもっと元気にしていきたいですね。」

 なるほどペロ〜、2日間に渡るツアーで、参加者のみなさんに山形のん〜まい食文化を味わってもらいながら、その魅力を知ってもらうことができたペロね〜♪

 ん〜、山形にはまだまだ僕の知らない伝統野菜もい〜っぱいあるペロね。よ〜し、僕も山形のんまいものと伝統野菜を全国へ広めるために、もっともっと山形県内を旅して、食べまくって、PRするペ〜ロリン♪

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