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山形んまいもの探しの旅「ペロリンが行く!」 vol.10 羽黒町

羽黒町 神々の山に春のんまいを訪ねて…「新緑」がまぶしい季節だペロ。春のんまいに会いたくて、心ウキウキの僕! 今日は山形の春の食、山菜料理を求めて羽黒町にやって来たペロ。羽黒町には出羽三山の一つ・開山1,400年の歴史ある霊峰「羽黒山」があって、その豊かな自然に培われた豊富な山菜や、雄大な庄内平野で採れるんまい農作物がたくさんある町なんだよ。羽黒山の門前にある11代続く宿・「多聞館」(たもんかん)さんで春の膳「山菜づくし」をいただいてから、2,446段の石段を上り、羽黒山を踏破するだペロ〜。

2007.5.16取材 取材地:鶴岡市羽黒町

大鳥居
▲旅人をあたたかく迎えてくれるようにして建つ「羽黒山大鳥居」。

手向集落
▲手向(とうげ)集落、300年の歴史ある宿坊街。

多聞館▲羽黒山門前の宿「多聞館」さん。300年という長い年月、たくさんの参拝者を迎えて来たんだペロ。

高橋ご夫妻 ▲「多聞館」の協力農家・高橋さんご夫妻。

随神門 ▲羽黒山参道入り口の随神門。出発進行〜!

爺杉 ▲一の坂手前にある天然記念物「爺杉」。樹齢1,000年とも云われる周囲10mの巨大杉! 僕、小さ〜い。

ひょうたん ▲石段にひょうたんの絵発見! ひょうたん、盃、蓮の花の絵が全部で33個石段に彫ってあるんだペロ! 全部見つけると「願い」が叶うんだって! 僕はまだ、1つだけど・・・。

二の坂茶屋 ▲疲れもピークの二の坂にある、たった1軒のお休み処「二の坂茶屋」。名物「ちから餅」で一息つくだペロ〜!

ちから餅・ところ天 ▲「二の坂茶屋」名物・「ちから餅」と「ところ天」。元気になれそうだペロ!

茶屋からの景色 ▲「二の坂茶屋」から見える庄内平野と海、絶景! 雄大な景色に心もリフレッシュだペロ。

    

相撲取▲羽黒山・三神合祭殿の軒下で社殿を守る黒い人?

漬物の里・漬物▲帰りに立ち寄った「漬物の里」さんは、羽黒町産の野菜で作った漬物直売店。試食できるから、いろんな漬物を、味見させてもらうだペロ。

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《お問い合わせ先》
■旅館「多聞館」
 山形県鶴岡市羽黒町手向字手向115
 TEL.0235-62-2201
 E-MAIL toki-a@blue.plala.or.jp
 http://tamonkan.com/
■漬物の里
 羽黒・のうきょう食品加工(有)
 山形県鶴岡市羽黒町川代字川代山406
 TEL.0235-62-4192
 E-MAIL info@8963.ecweb.jp
 http://www.8963.ecweb.jp/

羽黒町のんまいもの探し

庄内平野がすっかり見渡せるような晴天に恵まれたペロ!羽黒参道入り口にある、高さ20m幅15mの赤い大鳥居が見えて来たよ。
青空に映えてすっごくきれいだペロ、歓迎されてるみたいでとってもうれしいペロね!

大鳥居とペロリン
▲どこにいるか分かる?

これから訪ねる羽黒町は、古くから出羽三山・羽黒山を訪れる修験道者や参詣客が集まる門前町、登拝口として栄えた歴史ある町なんだペロ。今回お世話になる「多聞館」(たもんかん)さんがある所は羽黒町の「手向(とうげ)集落」、この「手向集落」は、旅館や宿坊と呼ばれる参拝団の方々の宿がなんと三十数軒、約1キロに渡って列なる門前町なんだペロ〜。

黄金堂
▲手向集落内に建つ黄金堂。

源頼朝が平泉の藤原氏を討つ際、勝利祈願のために寄進したと云われている国の重要文化財指定御堂。境内には黄金埋蔵伝説もあるんだって。

出羽三山は、羽黒山、月山、湯殿山の三つの山からなるんだペロ。羽黒山から南の月山一帯は磐梯朝日国立公園で、羽黒山を「表玄関」、月山を「主峰」、湯殿山を「奥宮」として、修験者・信仰者の聖地とされ、出羽三山には年間150万人もの人が訪れているんだって。その他、羽黒町には旧庄内藩士族による大規模な開墾事業がなされた跡地・「松ヶ岡開墾場」(国の史跡)があって、ここも現在は、藤沢周平作小説の映画化ロケ地として有名な観光スポットになっているんだペロ。また、豊かな自然を生かした「農業体験」や、羽黒山での「山伏修行体験」など、羽黒町の歴史と文化、土地、自然が生かされたイベントもたくさんある町なんだペロ。全部楽しそうだペロね〜。

「筍の王様」月山筍(がっさんたけ)を栽培

「羽黒山大鳥居」を抜けて、さっそく羽黒山表参道「随神門」(参道入り口)の門前の宿「多聞館」さんをお訪ねするペロ。「多聞館」さんは、11代300年に渡り、参拝者や観光客に宿を提供してきた歴史ある旅館。かつては宿坊「多聞坊」、その後「多聞亭」、現在の「多聞館」へと名前は変わっても、家庭的で寛げる「旅の宿」の心は今もそのまま、「門前の宿」としてたくさんのお客様に親しまれ続けているんだペロ。

「多聞館」さんでは、四季折々の"地元の食材"を"地元の調理法"で作った「郷土料理」がいただけるんだペロ〜。そこで、まずは本日の食材を提供してくれる「多聞館」さん協力農家・高橋さんの畑を見学させてもらうことになったペロ。今日のメニュー「山菜づくし」のメイン食材「月山筍」の畑を見せてもらうだペロね。

「月山筍」は、その名前からも解るように月山山麓で採れる自生の筍。現在では「筍の王様」とも云われ、珍重されている山菜の一つ。庄内地方では古くから宿坊で食べられていた伝統の食材でもあるんだペロ。高橋さんは、この天然「月山筍」を採ってきて、この羽黒の肥沃な畑で栽培してるんだペロ。天然の月山筍は通常6月下旬〜7月頃が旬、他の山菜に比べると時期が遅く、旬も短い。また、天然物の採取には、雪解け始めの月山を何時間もかけて行くなどの不便も。そこで栽培による安定供給と、他の山菜の旬と同時期に貴重な「月山筍」も食べられるようにって栽培を始めたんだって。それで僕も今日、珍重「月山筍」が食べられるんだね、うれしいだペロ。

「多聞館」から車で数分、高橋さんの「月山筍」畑に到着。へえ〜、初めて見る「月山筍」畑は、孟宗の様な背の高い竹林ではなく、人の背丈程の高さなんだペロ。「庄内柿」の木が植えられている広い畑の一角に、こんもりとした「月山筍」畑があったよ。
よ〜し、竹やぶをかき分けかき分け畑の中に進むと、地面のところどころから十数cmほど頭を出した「月山筍」を見つけたよ!

筍子畑▲これが「月山筍」畑だペロ。畑の一部に移植して栽培。天然物より早く出荷され、他の山菜の旬と合わせて食べられる「春の味」だペロ。

「ほら、ペロリン。これがおいしい食べ頃の月山筍だよ! 長さもちょうど良くって、薄赤い色味がある。おいしい月山筍の証拠だよ!」って、高橋さんが太鼓判を押してくれたんまい「月山筍」をさっそく発見!
「月山筍」は長さ15〜24cmで、細長く、ところどころに赤い色がまじってるのが最高においしいんだって。「月山筍」畑も間引きをして陽を取り入れたり、肥料をまいたり、通年いろんなお世話をしてやっと春に収穫できるんだよ。高橋さん、おいしい「月山筍」を作ってくれてどうもありがとうだペロ〜。どんな味なんだろう、楽しみだな〜。

高橋さんご夫妻は、その他にもいろんな農産物を作ってるんだよ。取り立ての朝採り野菜が、高橋さんの畑から「多聞館」の台所に毎朝運ばれてくるんだって。そして、それを女将さんが地元の調理方で料理を作る。まさに、地産地消の「んまいサイクル」が生きているんだペロ。

取り立ての朝採り山菜 ▲高橋さんの畑から届いたばっかりの山菜。左から、うど、月山竹、わらび、孟宗筍。み〜んな新鮮でおいしそうだペロ!

春の味覚「山菜づくし」!

「多聞館」の料理は、全て女将・智子さんの手作りなんだペロ。

▼料理のメニュー
筍汁/山菜天ぷら/ごま豆腐/かぼちゃとふきの煮物/わらび/しどけ/赤かぶの酢の物/こごみの和え物/筍素焼き/あいこ/うどよごし/筍ご飯/新香

料理▲多聞館・春の膳「山菜づくし」

「四季折々の羽黒を味わって下さい」

羽黒町はんまい農産物や特産品がいっぱい。庄内柿・メロン・ブルーベリーなどの果実類や、各種山菜・アスパラガス・赤かぶ・小なす・枝豆・菊・米などの農産物と加工品など、挙げれば切りがないくらいに豊富。その地元の食材を、「四季折々の旬に、おいしく食べて欲しい」と智子さんは毎日下ごしらえや、調理に精を出しているんだペロ。「手を抜かない、それぞれの素材を生かす調理法」を常に考え、一つ一つ丁寧に作られる料理にファンが多いのも納得だペロ〜! 多聞館では、「春・夏・秋・冬」季節の食材で、昔ながらの伝統的な郷土料理がいただけるだペロ。
お腹もいっぱい! さあ〜、羽黒山山頂を目指して、出発だペロ!

羽黒山三大祭りには、沢山のお客様が。

羽黒山三大祭りには、全国からたくさんのお客様が訪れます。

  • 7月15日「花祭り」
    三山の御輿が鏡池の周りを練り歩き、古来より、神前に供えられた花は魔除けと豊作のお守りとして、鏡池を一周した後、境内をうめつくした参拝客たちに振舞われます。
  • 8月31日「八朔祭」
    出羽三山の修験神事の1つ、古式豊かな行事。荒行で身を清めた山伏たちが、開祖を奉った蜂子神社に祈願し、大柴灯護摩を焚き、豊作と家内安全を祈ります。8月31日から9月1日の真夜中に、秋の修行を行っている山伏たちにより点火された護摩が、羽黒山山頂で赤々と燃える様は幻想的で神秘的。
  • 12月31日「松例祭」
    毎年、大晦日から元旦にかけて行われる羽黒山出羽三山神社のお祭り。開祖の蜂子皇子が、ツツガムシの被害に苦しむ里人をみかね、火を放って退治したという故事にちなんだお祭り。精進潔斎した2人の山伏が、大晦日にどちらが神意にかなったかを競います。カヤでツツガムシをかたどった巨大な松明を作り、新年の豊作・除災招福を祈願します。

詳しくは羽黒町観光協会まで
TEL.0235-62-2500

多聞館主と女将▲「多聞館」11代目・土岐彰(ときあきら)さんとお母さんの女将・土岐智子(さとこ)さん。
「多聞館」に足を踏み入れると、そこは「懐かしい」雰囲気がいっぱい。大正時代からそのままという、高い天井と太い梁 、畳、障子、襖のある客室。時の流れを感じる館内には「落ち着き」と「重厚感」が。「昔ながらの寛ぎ」をコンセプトに、地元の人々やお客様に愛され、親しまれる宿屋づくりをと日々情熱を傾けているんだペロ。
今日は本当にありがとうございましたペロ〜! 僕、大満足。

多聞館の館内の様子はこちら

   

んまい「山菜づくし」でパワー充電!「多聞館」館主・彰さんの先導で随神門〜爺杉〜五重塔へと進んだペロ。その後、どこまでも続きそうな石段が見えてきただペロ〜。石段の両側は鬱蒼とした杉林。時々聞こえる山鳥の声を楽しみながら、ひたすら静かな林道を行くだペロ。道々、彰さんが説明してくれるガイドを聞きながら、でもだんだんきつくなってきただペロ〜。一の坂を過ぎ、二の坂中盤にある「二の坂茶屋」さんで休憩〜。名物「ちから餅」と「ところ天」で、息を吹き返し、よ〜し、一気に山頂まで登るぞペロ〜!

「やった〜!」ついに羽黒山頂に着いたよ。三の坂もずいぶんきつかったけど、登り切った達成感に、疲れも飛んでしまうだペロ! 山頂には日本最大の茅葺き建物「三神合祭殿」があるんだペロ。まずは、「おいしい山菜と登頂の達成感をどうも有難うございます」って羽黒の神様にお礼を言っただペロ。次に踏破・記念撮影だペロ。「神々の山・羽黒山」といわれる様に、荘厳な雰囲気が漂う広い境内もぐる〜っと一周り。追伸「これからもたくさんの山形のんまいに会わせて下さいね。ペロリン」。

三神合祭殿
▲やった〜、山頂まで登れたよ。ここは羽黒山・三神合祭殿の前、達成感を味わって記念撮影。はい、「山菜(ばんざ〜い)?!」。

旬の地場産野菜を柿酢の漬物で、どうぞ。

「漬物の里」は、平成9年に出来た、羽黒のうきょう食品加工(有)さんによる、地場産野菜の漬物直売店。 着色料や添加物を一切使わず"自然食は自然色"をキャッチフレーズに、安心して食べてもらえる漬物作りをしているお店なんだペロ。
中でも、羽黒町特産の庄内柿の柿酢を使って作られる浅漬けは、羽黒のうきょう食品加工さん(有)のオリジナル商品として人気があるんだペロ。柿酢を使って漬けられる漬物は、あっさりとしていながら、素材の風味がしっかり味わえる「まるでサラダのような漬物」なんだペロ。酢には成人病の予防に有効な成分が多く含まれ、特に柿酢に含まれる多量 のタンニン(渋味)が、老化を防ぐと言われてるんだって。身体にも良い羽黒のんまいを「お持ち帰り」だペロ〜。

伊藤さん
▲漬物のことを色々教えてくれた「漬物の里」の伊藤さん。

「漬物の里」の詳細情報はこちら

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